問い合わせの鉄則-電話編-【美容師転職100ルールズ】
顔が見えないからこそイメージがふくらみやすい電話でのコミュニケーション。電話口での“第一印象”は選考の最後まで響いてきます。電話をかける際の基本的なマナーを振り返ってみてはいかがでしょうか。
Step1. 電話問い合わせも「備えあれば憂いなし」
思い立ったら即行動!…といきなり携帯電話で電話をかけるのはNG。まずは、電話できる環境を整えましょう。
CHECK!
- 1.スケジュール帳やメモ帳、ペンは手元にありますか?
- 2.周りは騒がしくありませんか?
- 3.聞きたい内容は箇条書きでまとめられていますか?
- 4.問い合わせ担当者は誰ですか?正しい読み方はわかりますか?
何の準備もしないまま問い合わせをすると、相手にとって要領を得ない話になってしまったり、質問すべき内容を質問し忘れたり、電話口で焦ってしまったりします。しっかり準備しましょう!
Step2. 忙しい週末と営業中は避けるのが無難!
店舗に電話をかける場合は営業時間を調べたり、夕方や週末などの忙しい時間帯を避けたりなどの配慮は最低限必要でしょう。その上で、電話をかけて先方の担当者が電話に出られる状況か、そうでない場合は何時頃にかけ直せば良いのか、を簡潔に確認すれば、「常識のある丁寧な人」という印象を与えられるかもしれません。
Step3. あなたの日本語は正しいですか?
言葉遣いがおかしい人の多くは、自覚がありません。ひょっとしたらあなたも、間違った日本語を話しているかも…!?タメ口などは論外ですが、そうでない人も両親や年上の方の力を借りて、話し方に問題がないかチェックしてみてはいかがでしょうか。
Step4. 問い合わせの「鉄板トーク」
最後に、どんなサロンに対しても失礼のない電話の問い合わせ例を紹介します。
応募者:「お忙しいところ恐れ入ります。美容師をしている○○と申します。QJナビの求人広告を拝見して、ぜひサロン見学をさせていただければと思い、お電話させていただきました。採用担当者さまにおつなぎ願えますでしょうか?」
受付担当:「少々お待ちくださいませ」
採用担当者:「お待たせしました。採用担当の○○です」
応募者:「お忙しいところ恐れ入ります。美容師をしている○○と申します。QJナビの求人広告を拝見して、ぜひサロン見学をさせていただければと思い、お電話させていただきました」※大切な内容なので面倒でも繰り返しましょう。
採用担当者:「では早速ですが、27日の20時からでいかがでしょうか?」
応募者:「27日の20時からですね。あいにくその時間帯には所用がございます。28日以降でしたらいつでも大丈夫なのですが」※先方の提案を断る場合は代案を出しましょう。
採用担当者:「28日20時はいかがですか?」
応募者:「承知いたしました。それでは28日20時に御社に伺います」
採用担当者:「それでは当日お待ちしております」
応募者:「では28日の20時に伺わせていただきます。お忙しいところありがとうございました。それでは失礼いたします」※大切な内容は復唱しましょう。
問い合わせをする前にしっかりと事前準備することが大事です。問い合わせ電話の「シナリオ」を用意しておくとよりスムーズかもしれません。面倒がらずにやってみてくださいね!
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