最低限これだけは抑えておこう! 面接の定番質問5選【美容師転職100ルールズ】
普段はおしゃべりが大好きな人も、慣れない面接では答えに詰まることがあります。面接中にアタフタしないように、よくある質問に対する自分なりの答えを、前もって用意しておくと安心です。そこで今回は、定番の質問と回答のコツをご紹介します。
「まず自己紹介をしてください」
ここぞとばかりに自己PRに必死になってしまう人もいますが、まずは自分の名前や前職での役割、特技などを簡潔に話すだけにしましょう。自己紹介のなかに「シャンプーで指名を受けた」「最短でスタイリスト昇格」など面接担当者が深堀りしたくなるネタを盛り込むのがポイントです。
「なぜ、前職を辞めようと思ったのですか?」
「人間関係が悪い」「給与が少ない」などネガティブな答えでは、面接担当者に「うちでも愚痴ばかり言うのでは…」と思われてしまうかもしれません。「同じ環境で甘えていては成長できないと感じた」「頑張り次第で稼げる環境を探したいと思った」など、マイナス情報もポジティブに変換して伝えましょう。
「当サロンを選んだ理由は?」
「お客さま第一の姿勢に共感しました」とか「スタッフを大切にするオーナーの言葉が響いて」など、サロンが大切にしている理念に自分も共感していることをアピールするのが無難でしょう。できるだけ、そのサロンでしか通用しない具体的な動機を伝えるのがベターです。
「どんな美容師になりたいですか?」
普段から考えていないと、なかなか答えが出てこない質問です。「生涯現役」でも「ゆくゆくはオーナーに」でも、心からそう思っているのであれば、答えはなんでもよいでしょう。ただし、撮影の仕事がないサロンの面接で「雑誌に出たい」と言うなど、実現しにくい目標を伝えると、「なんでウチを受けにきたの?」という話になってしまうかもしれません。
「得意な仕事は何ですか?」
素直に自信を持っている仕事内容を伝えれば大丈夫です。そのなかに、「コンテストに入賞」「1日の入客数が15名」など、具体的な事実や数字が盛り込まれていると説得力が増します。「笑顔でいること」「マジメにコツコツ取り組むこと」など、技術以外のアピールでもよいでしょう。自慢っぽく聞こえないよう、謙虚にアピールしたいところです。
事前に答えをイメージすることをオススメしましたが、事前に用意した答えを思い出しながら面接担当者に向かって棒読みしてしまうと、不自然な印象になってしまいます。面接当日は、できるだけ自分の言葉で想いを伝えるようにしましょう。