「頼む! やめないでくれ!」と退職を引きとめられたら…?【美容師転職100ルールズ】
慢性的な人手不足が続いている美容業界。退職を申し出ても引きとめられることがほとんどです。とはいえ次の一歩を踏み出さなければ、もやもやした毎日が続くはめに…。円満退社を目指すにはどうしたらいいのでしょうか。
退職の意思を早めに伝える
辞める直前に辞意を伝えた場合、サロン側は代わりの人を育てる時間や、別の人を採用する時間がありません。たとえばスタイリストなら、オーナーと話し合いのうえ、後継者を育ててから辞めるのが理想であり、それが円満退社のコツと言えるでしょう。サロンで重要な役割を担っている自覚がある人はとくに、1年くらい前から話し合うようにしてはいかがでしょうか。
新しい環境で挑戦したいことを語る
たとえば、「撮影に挑戦したい」「オープニングに参加したい」など、今のサロンでは実現できないことにトライしたいという想いがあるなら、素直にその気持ちを伝えてみましょう。ただし、注意してほしいのは「会社への不満」として述べないこと。「ここにいたら成長できない」ではなく、「新しい可能性に挑戦したい」というニュアンスで伝えたいところです。
住む場所が変わることを伝える
「東京で美容師として勝負したい」「地元で独立を視野に働きたい」「結婚予定の恋人と暮らすことになった」などなど、引っ越しがからむ退職理由の場合、納得してもらいやすい傾向があるようです。ただし、辞めるために嘘をつくのは、お世話になった会社を裏切ることになるので控えましょう。
自分の人生を優先する覚悟を決める
引きとめにあうたびに退職の意志がゆらぐようでは、もやもやしたまま働き続けることになります。それが、自分の人生のためにいいことでしょうか? 最後の決め手になるのは、やはり自分の意志です。お世話になったサロンに心から感謝しつつ、意志の固さをアピールしましょう。
引きとめにあっても円満退社をするための大原則は、お世話になったサロンに誠意を尽くすことです。もう辞めるからといって、相手に失礼なもの言いはせず、感謝の気持ちをしっかりと伝えながら、話し合いをしましょう。
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