アプリ『リクエストQJ』の《人気サロンのイチオシルーキー紹介》企画に登場していただいた、GARDEN shibuya Laniのスタイリスト、ami（宮本亜美）さん。短い取材時間の中でも「美容師以外の武器を作りたい」「デビュー月の売上は450万円」「手が届きそうで届かない遠い存在になりたい」「Instagramのフォロワーは数カ月で3万人超え」と気になるワードが次から次に飛び出しました。

そんな、デビューからちょうど1年目を迎えたamiさんに、ご自身のヒストリーや、デビュー売上歴代一位を達成したモチベーション、さらに現在はフォロワー数6万人超えと大人気のInstagramのことなどについて伺いました。

「まだデビューしたくない」から一念発起！　集客用のインスタをスタート

GARDENには中途で入社しました。新卒で働いていたのは東京の郊外のサロンで、1年でデビューできるカリキュラムだったんです。当初は“1年デビュー”に魅力を感じて入社したものの、いざデビューが近づくと「まだまだ経験が足りない……！」と焦ってしまって。

なので、アシスタントとして学び直すつもりでGARDENの門を叩きました。私にとってGARDENは、SNSを上手に使って活躍している美容師がたくさんいるサロン、というイメージ。自分自身もGARDENスタッフの投稿をずっと見ていたのが選んだきっかけですね。

GARDENに入る前から、SNSを頑張りたいという気持ちはずっとありました。というのも私は地元が鹿児島で、離れて暮らす母からよくLINEが来るのですが、マメに返信をするのがあんまり得意じゃなく…（笑）。代わりに、母も見てくれているInstagramを更新すれば、元気に暮らしていることが伝わるかなと考えたんです。

ただ、GARDEN入社後はアシスタント業務がとにかく忙しくて、家族への便りにするはずのInstagramからもだいぶ離れていましたね。正直、「毎日の仕事に必死すぎて、それどころじゃない！」という生活を送っていました。

そんな日々を3年ほど過ごしてデビューが見えてきたタイミングでも、実は私は「まだアシスタントでいたい」という気持ちだったんです。ただ、中途入社だったのでカリキュラムの進みは順調で、デビュー前のチェックにもすべて受かって、いつの間にか残すはデビューするのみ、という状態に。アシスタント時代は、チェックに受からずにつらい思いをするケースが多いのかもしれませんが、私は、受かってどんどん次のステップに進んでしまうことが怖かったんですよね。

とはいえ、いつまでも「デビューしたくない」と言っているわけにもいかないので…覚悟を決めて（笑）。集客用のInstagramに本格的に取り組み始めたのはその時です。

＞頑張りを知られたくない！？　周りのスタッフに隠れてインスタ用の撮影に励んだ日々