1日のパフォーマンスを最大化する超シンプル食生活 -stén 衣川光の習慣 前編-
都内有名店でクリエイティブディレクターを務めたのち、金内柊真(かねうちとうま)氏とともに「stén」(ステン)を立ち上げた衣川光(きぬがわひかる)さん。絶品のカラー・デザインカット・似合わせで、多くの女性に支持されており、Instagramフォロワーは9.5万人といインフルエンサーとしての存在感が光ります。今回はそんな衣川さんのルーティンや仕事とプライベートを充実させる方法などを伺いました。インタビューは前編・後編の2回、まずは前編からどうぞ!
お昼ご飯を食べると仕事スイッチがオフになる
20代の若いときは誰もが自分の体力を過信している部分があり、無茶な働き方や遊び方をして生活リズムが崩れがちだと思います。朝起きてご飯を食べずに出社したり、食べているとしても菓子パンだったり。そのままサロンワークに入るけれどお腹がすくので、今度はお昼を食べ過ぎて眠くなったり…僕自身もそんな感じになりがちでした。
正社員勤務を経て、フリーランス美容師としてマンツーマンで施術していたころは、ある程度自由に時間を設定することができました。お昼ご飯を食べる時間を確保していた時期もありましたが、「食べると眠くなるし、メリハリがない気がしてちょっと嫌だな」という気持ちがあったんですよね。実は前職でお世話になった社長が、「昼を食べるとそこで1回スイッチが切れる感覚がある」と言っていたのが印象的で、今も覚えているんですよ。
そんな背景があり、パフォーマンスを発揮していくためには、朝早く起きて、きちんとご飯を食べて、お昼は控えることが大事だと考えたんです。朝ごはんを食べて、お昼ご飯は食べないことが習慣化してから、生活リズムも整って朝も早く起きられるようになりました。朝食は朝早くからやっている食堂で魚の定食を食べたり、お蕎麦屋さんで蕎麦を食べたりしています。お昼は食べないので、結構ガッツリ食べていますね。そうすると、1日中、仕事に集中できるんですよ。
ちなみに、蕎麦は朝食だけではなく、夜に食べることもあって、平均して週3くらい食べています。休日に有名な蕎麦屋さんの食べ歩きをすることもあるんですよ。蕎麦の何がいいかというと、シンプルな食べ物なのに食べ方や種類に奥深さがあるところですね。しかも、たくさん食べても罪悪感がない。最近行ったところだと、渋谷にある雷庵というところがオシャレだし、美味しいし、お酒も一緒に楽しめるところで、よかったですね。
>やるべきことを書き出して優先順位をつけ、結果が出るまでやる