超一流のプロの仕事を見て「なぜ良いのか」を分析!飛躍の裏にあった習慣 -JEWIL HARAJUKU 佐藤 優真の習慣 前編-
大人女性からの絶大な支持を集める「くびれボブ」の第一人者、JEWIL HARAJUKU 佐藤 優真(さとう ゆうま)さん。アシスタント時代から注目され、人一倍の努力を重ねてきましたが、本格的にブレイクするまでには紆余曲折があったと言います。今回はそんな努力の過程で生まれた習慣に迫ります。インタビューは前編・後編の2回、まずは前編からどうぞ!
練習の中身を濃くするための習慣
僕は今から16年前、カリスマブームを巻き起こしたヘアサロンに入社しました。同期は25人もいて、みんな専門学校で賞を獲ってきた猛者ぞろい。でもその中で最速デビューしたいと思っていました。
当然、練習をしまくったわけですが、信じられない練習量の同期もいるわけです。勝つためには、練習の中身を濃くしたり、センスを高めたりするしかない。ありとあらゆるヘアカタログや雑誌のヘア特集を見ていました。メンズレディースも、ストリート系もコンサバ系も、ヘアアレンジの特集も必ず見ていましたね。いろんなヘアデザインを目に焼き付けておきたいと思ったんですよ。
インプットされた膨大な量のお手本があるから、自分の手を動かしてデザインするときにも、それが反映されるんです。やみくもに練習するよりは、頭の中にお手本があったほうが効率もいい。期待のアシスタントとして、業界誌から取材されたこともありました。