【ROOTS加藤孝子】コロナ禍でライフスタイルもアップデート!人生100年時代を生き抜く活路は男性顔負けな趣味と旅

 

 

渋谷で創業21年目を迎えるサロン『ROOTS(ルーツ)』。その代表を務める加藤孝子(かとうたかこ)さんは、ショートやメンズヘアを中心に幅広い年代のお客さまから愛され続けるカリスマ美容師。サロンワーク、撮影、商材開発、セミナーなどを365日こなす多忙な日々を長年続けられてきたそうですが、コロナを機に働き方やライフスタイルを大きくアップデート。登山、スキューバダイビング、スカイダイビング、旅行、バイクなど多彩な趣味をもち、地球を縦横無尽に駆け回る加藤さんに、その心境の変化と趣味の醍醐味について聞きました。 >> 前編はこちらから

 


 

ライフスタイルをガラッと変革。まだまだ自己成長できる


コロナ前までは、365日動いているのが楽しくてたまらなかったんです。サロンワークも外部の仕事も好きなので、あれもこれもという感じで欲張りな働き方をしていました。サロンワークは20分ごとの予約で、一人ひとりのお客さまと共有できる時間は少なく、アシスタントに任せている部分も多かったですね。睡眠時間は毎日3〜4時間。食事も適当に済ませていましたし、好きな海外旅行もサロンから出発して、空港からダイレクトにサロンに戻るような慌ただしさでした。コロナ禍がなかったら、コロっと逝っていたかもしれない…(苦笑)なんて思います。


 

今は意識改革ができたおかげで、健康のために簡単な自炊をするようになりました。睡眠時間も5時間位を目安にし、休日も取るように。朝7時から2時間、ジムで運動してからお店に出勤するというリズムに変わりました。人間ドックでは数値が改善され、お医者さんにどうしたの?って褒められましたよ(笑)。サロンワークではお客さまとの共有時間を増やしたことで、毎日楽しい時間を過ごせて最高な日々を送っています。 

 

私が駆け抜けた20代を振り返ると、あの頃は週1日あるかどうかで、休日のメイク学校、朝晩の練習、長時間労働…。とてもハードでしたが、心から良かったと思っています。いわゆるブラック時代! 今ではありえない猛烈な働き方をしていましたが、”練習”は裏切らないんです。あの時間があったからこそ今の自分があると思います。20代の10年間というのは、しっかり勉強して成長する時期。辛いとか苦しいと思うと逃げたくなってしまうけれど、それは今まで経験したことがない壁にぶつかっている証なんです。自分を自分でサポートするという気持ちを大切にして、ポジティブに柔軟に、努力を怠らずに前進していけるように気持ちをコントロールできたら強いですよね。


 

年齢を重ねていくと、自分を甘やかしがちになって大変なことを避けようとしがちになります。ですから私はやったことがないことことにチャレンジする気持ちを忘れないように、何か新しいことをするようにしています。とりあえず一年のスタートには、ランニングの距離を伸ばすことで毎年記録を更新。今年の年初は26km走ったので、来年はそれ以上走るつもりです。お正月に実家に帰省したら、ひたすら走っているんですよ。とにかくなんでもいいと思います。新しい自分探しができたら楽しいですね。“ライバルはいつも自分”です。

 

海外一人旅のディープな経験は”幸せ感度”を高めてくれる

 

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