個人店と大型店のちがいって? 美容業界を知り尽くしたプロの徹底解説で、自分にマッチするサロンがわかる!
転職するとき、サロンを選ぶ基準はさまざま。エリアや、価格帯、客層、サロンの内装…。
その中にひとつに、サロンの規模感がありますよね。
「個人店と大型サロン、自分にはどっちが合っているんだろう?」
そんな悩みを、リクエストQJナビの営業担当として、日々多くのサロンを見ている転職のプロが解決します!
★本日アドバイスをくれるのは…
リクエストQJナビ サロン担当の髙野さん
年間で300件以上のサロンをまわり、数多くのオーナーの悩みを解決する美容師の転職事情を知り尽くすプロ! 正社員、業務委託、大手サロンから個人店まで幅広いサロンを実際に訪問しており、リアルな転職市場に精通しています。
アシスタントなら、チェックすべきは教育面!
─本日は、大型サロンと個人店、それぞれの特徴についてお話いただければと思います!
早速ですが、アシスタントの場合は大型店と個人店で働き方にどのような違いがありますか?
大きく違うのは、レッスンの進め方ですね。お店によって差異はありますが、個人店の場合は練習をマンツーマンで見てもらえるところが多いのがポイント。本人の個性に合わせて細やかに、かつ時間をかけて指導をしてもらえるので、苦手をつぶし、得意を伸ばしながら、安心してデビューを目指せます。また、練習を丁寧に見てもらえることもあり、自分のペースを守って着実にデビューを目指していけます。
多店舗展開している大型サロンは、カリキュラムがしっかり決まっているところがほとんど。どんな項目をクリアする必要があるかがわかっているので、デビューまでの道のりが明確です。また、複数人でまとめてレッスンを行うところも多いですね。サロンによっては、アイデザイナーやネイリストのカリキュラムが用意されているところもあるので、美容師免許を活かした様々な技術が身に付けられます。
─ではそれぞれ、気を付けた方がいいポイントはありますか?
個人店の場合、オーナーや店長など、教育を担当する人の得意な技術がカリキュラムに反映される傾向があります。スタッフの人数が少ないサロンでは、不得意な分野を教えられる人がいない場合もあるので、学べる技術に偏りが出てしまう可能性はありますね。
逆に大型店から個人店に移るアシスタントさんからよく聞くのは、「レッスンをもっとちゃんと見てほしかった」という声。アシスタントの人数が多い分、一人にかけてもらえる時間は少なくなってしまうのかもしれません。
─なるほど。マンツーマンのレッスンだと緊張してしまう人や、能動的に学んで行ける人は大型店のスタイルも向いているかもしれないですね。