Z世代のスター発掘! セルフアレンジで瞬く間にフォロワー19万人超えのシオンさんが登場!
SNSでの競争がどんどん激しくなっている近年。デジタルネイティブ世代の若手美容師たちは、どんな武器を持って激しい競争の中を勝ち抜いているのでしょうか?
今回は、渋谷でフリーランスの美容師として活躍中のシオンさんが登場。SNSに注力する有名サロンに入社し、1年でスタイリストデビューを果たした実力派でありながら、Instagramのフォロワー数も現在19万人を抱えるシオンさん。どのようにInstagramに取り組んだのか、また今年8月にフリーランスに転身した経緯についても伺いました!
「おしゃれに見せたい」は一旦考えず、役に立つセルフアレンジでフォロワー数を伸ばす
―シオンさんは昨年から今年にかけて、わずか半年でInstagramのフォロワー数を3000人から19万人にまで伸ばした驚異的な記録の持ち主なんですよね。
ありがとうございます(笑)。
当時は美容師3年目で、後輩が入ってきたり、スタイリストになったりと少しステップアップしたタイミング。この先外部の仕事をさせていただくにあたっても、フォロワー数を増やしておけば自分の強みになるかなと考えて、積極的に発信していくことにしました。
私もそうだったのですが、SNSに本格的に取り組もうと考えたときにまず直面するのが「どんな方向性の投稿にするのか?」ということだと思います。おしゃれな系統にするために自分のファッションなども載せるのか、実用性を考えてヘアカタログを作るようにお客さまのスタイルを載せていくのか……。一度方向性を決めたら、途中で変えるのは難しいので悩みどころですよね。
私の場合は、「おしゃれに見せたい」「リアルなお客さまをのせたい」というのは一旦置いて、コンスタントに続けられるセルフアレンジに絞って毎日2投稿することに決めました。
それまでは、リールやお客さまの写真など、なんとなく反応がありそうなものをいろいろ取り入れた投稿だったんですよ。
─そうだったんですね。セルフアレンジはたくさんの美容師さんが投稿されていますが、シオンさんのアレンジがこれだけ多くの人に受け入れられた理由はなんだと思いますか?
とにかく簡単に、誰にでもできるヘアアレンジであることと、それを短いリールにしたのが決め手になったのかもしれません。最初にバズったのは、毎日2投稿を始める前に作った1分のリールを7秒にまとめたものでした。短いと何度も見てもらうことができるので、視聴回数が増えたというのもあると思います。
あとは、やっぱり海外でバズると一気に伸びますね。私の場合も海外のフォロワーさんがたくさんいらっしゃいます。旅行にいらした際にお客さまとして来てくださることもありますよ。