【ロン毛美容師リョウ】L.O.G若手重鎮がTikTokを機に飛躍!鷹啄崚がモデル&芸能人からも支持され続ける魅力は、幅広い技術力とデザイン提案
2020年にTikTok【ロン毛美容師リョウ】のカウンセリング動画で、一気にスターダムへのし上がった鷹啄崚(たかはしりょう)さん。美しくお手入れされた鷹啄さんのブロンドのロングヘアについ注目しがちですが、幅広いスタイルに対応できる精巧な技術力が強み。新卒で人気サロン『L.O.G』に入社し、今年で9年目。その実力は、エクステや韓国ヘアを軸に、ショート〜ロング、メンズも得意で、10代〜20代のお客さまをコア層に、上は60代まで来店。加えてグローバルに活躍するモデルや芸能人からも信頼されています。そんな鷹啄さんに、下積み時代に取り組んでいたこと、サロンワークで心がけていることなどを語っていただきました。
流れで美容師に!? スイッチが入ったのは『L.O.G』の入社日
学生時代は、のほほーんと生きているタイプでした。美容専門学校に行くことにしたのも、とくに真剣に考えていたわけではなく、友達に誘われたから決めたという感じで。そんな軽いノリでしたし素行もあまりいい方ではなかったので、専門の先生からは嫌われていたんじゃないですかね…(笑)。ですが、おしゃれには興味があるタイプだったかもしれないです。中学の頃は自分の髪をすきバサミで切っていましたし、高校時代は渋谷で服を買ったりしていたので。
美容師のスイッチが入ったのは、『L.O.G』に入社した日です。「これから表参道でやるんだ」と思った瞬間に、気持ちが切り替わりましたね。練習は厳しかったですよ。それこそ朝8時からオープンまで練習して、夜は22時くらいから終電まで毎日練習。僕はアシスタント歴4年なので、下積みが結構長かったんです。でも、やめたいと思ったことは一度もなかったですね。子供の頃から「やめる=逃げ」というのが自分の中に根付いていて。高校のときに始めたバイトも5年くらい続けましたし、これは母親の教えのおかげかもしれないです。
めざす美容師像みたいなものはとくにないんですけど、憲さん(L.O.G CEO唐澤憲司)に付いていた頃は、お客さまを任せてもらえる美容師になることを目標にしていました。それはもう実現できましたし、入社してから漠然と思っていた「上にいきたい」という思いも叶っているのかなって。うちは肩書きをとくに設定していないんですけど、今いる表参道店では”支配人”と呼ばれているので(笑)。今年L.O.G入社9年目ですが、同期二人と先輩がやめてしまったので僕が一番長いんですよね。