“KAWAII”を発信するママ美容師&サロンオーナーaco。小さな夢の国が住宅街に!?ワクワクとドキドキで包み込む『Riiricoopey(リーリークーペイ)』を訪問!
横浜市内の閑静な住宅街に、今年4月突如誕生した『Riiricoopey(リーリークーペイ)』。ベビーピンクの手すりやドリーミーな可愛いらしい外観で、扉を開けるとドールハウスのような夢空間がお出迎え。この細部までこだわり抜いた美容室を作りあげたのが、オーナー・aco(あこ)さんです。PINKやフリル、レースなどの可愛い世界観が大好きだというacoさんですが、実は”超“がつくほどの敏腕ビジネスウーマン。オープン初日からたくさんのお客さまが来店しています。そんなacoさんに、これまでのキャリアや出店に至るまでのお話、お店で開催されている人気イベントなどについて聞きました。
20数店舗中、年間新規指名売上1位をデビュー年から退社まで継続
新卒で入社した前職のサロンとは相性がよくて、独立するまで15年間お世話になりました。店長職も面白かったですし、スタッフのことも大好きだったんです。だから出産後も産休を経て復帰し、独立準備に入るまでずっと働いていました。少し前までは独立することを全く考えていなかったので、今こうしてオーナーになっているなんて夢のようです。ちなみに、夫との出会いも前職だったんですよ。
私は子供の頃から絵を描くのが好きで、高校はデザイン科に進んで広告デザインの勉強をしていました。ですが、ずっと机に向かう仕事は性格的にも違うかな…と思っていたところ、近所にたまたま美容専門学校ができて(笑)。もともとものづくりが好きでしたし、可愛いものが大好きだったので、”可愛い“を髪からトータルでつくれる美容師になろうと思い立ち、美容科に進みました。結果、美容師は天職だったなと思っています。
私のファッションは、アシスタント時代からずっとこのテイストです。だから一人だけ浮いていましたね。ご年配のお客さまは「お衣装が素敵ね」なんて言ってくださる方もいましたが、23歳でデビューするときに「このままで大丈夫かな」と一度考えたことがありました。わりと高単価なお店でしたし、信用度が低いかな?と不安になることもありました。「スタイリストになるからには、もうちょっと大人っぽくしたほうがいいでしょうか?」と店長に相談したら、「いいよそのままで。売れなかったら考えたら?」と言ってくださって。それでそのまま自分の好きなファッションで美容師になろう!と決めたんです。
人の印象は技術や言葉の使い方でだいぶ変わると考えています。なのでそこはプロとして徹底し、コミュニケーションスキルも磨き、技術を武器に指名客をつけるように努力していました。前職の大型サロンは20数店舗お店があったのですが、デビュー後から退社するまで年間新規指名数1位を取り続けました。店販売上も5位以内をキープ。すごく負けず嫌いなんですよ。
>目標の人は?と聞かれると、自分の好きなアイドルを答えていました