GOALDの代表取締役社長が中村トメ吉から佐藤拓弥へ! メンズヘア・アジアNo.1戦略など交代劇の裏側を2人に直撃!

 

4月3日の株式会社GOALD「経営政策発表会」より、中村トメ吉さんは株式会社GOALDの代表取締役社長を退任し、新たに佐藤拓弥さんが代表取締役社長に就任しました。なぜ、中村トメ吉(なかむらとめきち)さんは代表から退くのか。そして、次期社長が佐藤拓弥(さとうたくや)さんに決まったのはなぜなのか。GOALDが描く未来戦略と絡めて語っていただきました。

 


 

カフェで唐突に社長に指名された「ルノアール事件」

 

 

編集部:早速なのですが、佐藤さんは社長交代のお話を聞いたときどんなことを思いましたか?

 

佐藤:自分の目標と会社の目標をすりあわせる機会があるんですけれど、そのときに社長就任の話が出ました。なんの前置きもないまま、ルノアールで言われたので正直、驚きました。しかも個室じゃなくてオープンな席でしたし。

 

中村:ルノアール事件ね(笑)。

 

佐藤:いきなりだったので、理解が追いつかなかったことを覚えています。

 

編集部:でも中村さんは佐藤さんと決めていたんですね。

 

 

中村:僕の中で尊敬する美容師は、高木琢也(OCEAN TOKYO代表)、七五三掛慎二(OCEAN TOKYO WHITE代表)、そして佐藤拓弥の3人です。GOALD CMOの米田はまた違った意味で尊敬してます。4人の共通点は市場に新しい価値を生み出すイノベーター。佐藤拓弥はパーマの技術を、メンズパーマ市場をゼロイチでつく ってきた。そこに敬意を持っています。また、これからチームビルディングして、サロンの価値を最大化していく上で、彼の何事にも動じない強さ、上からも下からも愛されるキャラクターと、誰よりも結果を出す姿勢、周りへの感謝を忘れない人間性が、次世代リーダーに相応しいと思いました。

 

 

佐藤:社長になったからといって変に気負わず、今までやってきたことを生かしながら自分なりのリーダーシップを見せていきたいと思っています。例えば、僕はパーマに特化してきたからこそ、技術を共有することができる。トップである僕が一番上手い、一番カッコいいヘアをつくっているということにこだわっていきたいです。

 

アジア戦略など会社全体に関わる意思決定をすることが増え、その分、サロンワークができる日が少し限られるとは思います。外の仕事は増えているのでそこで吸収したことをサロンでアウトプットしていきたいです。

 

 

編集部:中村さんの後を継ぐプレッシャーはありませんでしたか?

 

佐藤:ないですね。中村がやっていることを引き継ぐというより、一緒にやっていくという感覚です。中村に同行して感じるのは、出会う人がみんな熱いということ。例えば「ワックスをつくりたい」となったとき、得意な人が必ずいるんですよ。この人脈を生かしていきたいです。

 

>機能性と再現性のあるパーマを武器に、アジアで勝つ

 

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