映画から「着こなし」と「会話」を学び、アメリカンクラシックを突き詰める -MR.BROTHERS CUT CLUB 宮本隼輔の習慣 後編-

 

日本のバーバームーブメントの火付け役と言っても過言ではない「MR.BROTHERS CUT CLUB」。代表の西森友弥氏をはじめ、尖りまくった個性が交わるバーバーで、アメリカンクラシックを体現し、副代表として原宿の地で手腕を振るう宮本隼輔(みやもとしゅんすけ)さん。各界の著名人達からも慕われるキャラクターがどのような習慣から育まれているのか教えていただきました。本企画は前編・後編の2回にわたり公開します。今回は後編です。まだの方はぜひ前編と合わせてご覧ください!

 

中途半端なセルフブランディングはしない

 

 

MR.BROTHERS CUT CLUBは、個人の一貫性のあるブランディングを大切にしています。どのジャンルじゃなきゃダメというわけではなく、アメカジやブラックカルチャーなど突き詰めているヤツばかりの店です。その中で僕は、クラシカルなスタイルをただひたすら突き詰めてきました。

 

僕は1940年代から60年代くらいのクラシックなスタイルで統一しています。スーツはステージ用やプライベート用など10着くらいあって、その多くがスーツ屋さんで仕立ててもらったものです。ビンテージのトラウザーをはくこともありますが、ジャケットはサイズ感がしっくりこないので、どうしてもオーダーかセミオーダーになっちゃいますね。

 

 

ヘアスタイルももちろん、クラシックスタイルを意識しているし、サングラスなどの小物もミッドセンチュリーのデザインの文脈を汲んでいるものを選んでいます。

 

自分はクラシックな髪型を発信しているので、徹底的に一貫性を持たせたいんです。なんとなくのキャラクター作りやブランディングではなく、やるなら本気でやらないと。本気でやっているからこそ、本気でそれを求めるお客さんがきてくれるんだと思っています。

 

 

>映画からミッドセンチュリーの着こなしや会話を学ぶ

 

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