雑誌を参考に作った1投稿でフォロワー4000人増! #グレージュ Dimo&田宮将至さん #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人
今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。
今回は #グレージュ。#グレージュでTOPにあがってきたのはDimo&のトップスタイリスト・田宮 将至(たみや まさし)さんでした。
デビュー前からグレージュで打ち出そうと決めていたという田宮さん。定番のカラーで投稿数も数多あるグレージュですが、どのようにしてTOPに出てくる人になったのか伺いました。
ブリーチなしでもお客さまの感動値が高いグレージュは王道人気のカラー
―#グレージュで検索すると、およそ622万件もの投稿が出てきます。その中で、田宮さんの投稿がTOPに出てくる理由を、ご自身でどのように分析していますか?
グレージュの色味がきれいなことはもちろんですが、スタイル自体が人の目を引くようなものになるように意識しています。お客さまが#グレージュで調べたときに、「かわいい」、「この髪型にしたい」と思ってもらえる色味とスタイルを追求しています。
作品撮りはしないので、載せている写真はすべてお客さまですが、投稿ではバックスタイルよりも正面の写真のほうが見て頂ける傾向が強いです。逆に、グレージュの色味をしっかり伝えたい場合は、バックスタイルをリールで載せることが多いですね。
―リールはツヤ感がかなり出ているものが多いですが、それもこだわりですか?
はい。ただ、僕の場合、透明感のあるカラーというのも強みなので、ツツヤ感重視の投稿と、透明感重視の投稿とでは、写真の撮り方とスタイリングを変えています。写真だとツヤ感と透明感は両立しにくいので、光の当て方も違います。透明感を強調したい場合は、スタイリング剤をつけずに写真を撮る場合もあります。
―そうなんですね。グレージュは、いつ頃から、どういう理由で打ち出そうと決めたんですか?
デビュー前から打ち出すことは決めていました。グレージュは、カラーの中でも定番で、ずっと人気があるので極めたいなと思っていました。もともとナチュラルなカラーが好きでしたし、仕事の関係などでブリーチできないお客さまでも、透明感を出せて喜んでいただくことが多かったので。投稿の中ではブリーチしているものや、過去にブリーチの履歴があるお客さまの写真もありますが、ブリーチなしのカラーは2色重ねのダブルカラーで施術する事もあります。ダメージはブリーチよりもかなり抑えられます。
その名の通り、グレーにもベージュにもなりすぎない絶妙な塩梅にこだわりがあります。グレージュって、色の幅がかなり広いので、お客さまの求めているものや、スキントーンに合わせて提案することもあります。
>時間をかけて作った投稿が必ずバズるわけではない。肩の力を抜いて続けることが大事