【岩本桂弥】カッコよく仕上げるメンズヘアセットのコツ。スタイリング剤は何を使う?ドライヤー、アイロンは?新店SKILL TOKYOの店内もチェック!
SNS総フォロワー数40万人超えの圧倒的な人気美容師、岩本桂弥さんがリクエストQJのYouTubeチャンネルに出演中。今回は大手美容ディーラー「ビューティガレージ」でGETしたアイテムを使って、ヘアセット術を紹介。岩本さんがおすすめするアイテムや、普段のサロンワークでの使い方など、メンズヘアをカッコよく仕上げる最強グッズは要チェックです。ぜひYouTubeの動画でお楽しみください。
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カッコよく仕上げるメンズヘアスタイリング
今日はメンズのヘアセットを見せていきます。モデルをやってくれるのは、スタッフの乾立貴(いぬいりき)くんです。長めのウルフベースに、波巻きとツイストスパイラルをミックスしています。
軟毛のパーマヘアに使用するスタイリング剤
パーマは2週間前にかけていて、やや軟毛なので、あまりベタつきすぎないオイルをベースに使います。ワックスは艶系のワックスにハード系のワックスを少し混ぜてボリュームが出るように作っていきたいと思います。
まずはSchwarzkopf ファイバープレックス ボンドオイルです。軟毛なので半プッシュでOKですね。匂いがいいんです。それにブリーチやパーマをかけている人は、根元と毛先の痛みが違うんです。なるべく毛先を中心にダメージ補修力のあるオイルをつけます。
COSMO マグネットヘアプロ ドライヤーゼロHCD-G05B
ドライヤーはCOSMO マグネットヘアプロ ドライヤーゼロです。まず本体が軽くて、風量もあります。今は80度に設定していますが、120度まで上がるのでメンズの髪が一瞬で乾きます。根元を中心に髪をめくりながら乾かしていきます。水分の多いワックスでスタイリングするので、毛先が多少濡れていても大丈夫です。
このままワックスをつけていきたいと思います。パーマがかかっているので、水分の多いNAKANO モデニカナチュラル Jを使います。ジェルのような質感で、速乾性がないのが特徴です。普通のワックスだと、つけた時に空気に触れて固まってしまうんですけど、これはお風呂上がりの濡れた状態をキープできるんです。指と指の間にスタイリング剤をしっかりとつけて、指を入れた時にワックスをしっかりとつけてあげるというイメージですね。根元からしっかりと持ち上げます。
また、ワックスが絡まりやすいので、先ほどのオイルを半プッシュ追加します。絡まりやすい髪質やパーマヘア、ダメージヘアにはちょっとオイルを足してあげた方がいいですね。ワックスのセット力に頼ってしまうよりは、まずは少量から。バックでどう髪に馴染むかを確かめて、フロントはそれに応じてちょっとワックスを変えます。スタイリングのムラが出てこないよう、僕は細かくやるタイプかもしれません。普段から絶対にアイロンを使わない人以外は、アイロンを使っちゃいますね。
ちなみにSNSで僕のセルフスタイリング動画を発信していますが、前髪には一番時間をかけています。それくらい前髪セットは大事。気持ち、目をくり抜くくらいの感覚にすると、野暮ったい印象の中にも爽やかさが出ます。特に男性も女性も、シースルーマッシュが流行っているので、トレンドを意識してシースルー感を入れてあげるだけでグンと映えます。
最後にhoyu 3210 スプリール メガフィックスを全体に2周くらい。コスパがいいし、固まるし、匂いもいい。結構、美容師さんでも使っている人は多いですよね。ウルフヘアは襟足の絞りが重要。ここを締めるだけで印象が変わるので、最後に絞って、バックトップからのくびれを出します。