ファッション性も実用性も両取り! 今エプロン美容師が増えている理由とは?
最近、エプロンをつけて施術する美容師さんが増えていることをご存知ですか? しかも、洋服が汚れてしまいがちなカラーやパーマなどの施術以外でも着用する方が増えているとか。なぜ今エプロン美容師が増えているのでしょうか…?
そこで今回は人気サロンのエプロン美容師さんにエプロンの魅力やメリットを存分に語っていただきました。
<目次>
>エプロンについた汚れも努力の証! 「作業着」にもおしゃれさを忘れない―HEAVENS エグゼクティブディレクター 小松 敦さん
>エプロン美容師歴27年! ブランディングの一環としてエプロンを「装着」!?― stair:case 代表 中村 太輔さん
>こだわりすぎて、手作りエプロンまで…! 最近のお気に入りは施術が快適になるビニール素材―QUQU 代表 浦 さやかさん
>見た目にこだわる美容師だからこそ、ファッション性と実用性を兼ね備えたおしゃれなエプロンを楽しむ!―iLe. 代表 酒井 元樹さん
>機能性にこだわったコラボエプロン! スマホやタイマーを持ち歩いて作業効率もアップ― SHEA aoyama 副店長 佐藤 比香瑠さん
エプロンについた汚れも努力の証!「作業着」にもおしゃれさを忘れない―HEAVENS エグゼクティブディレクター 小松 敦さん
―エプロンを着用し始めたきっかけを教えてください。
施術中に私服の汚れが気になったからです。僕はカラー施術を中心にエプロンを付けています。HEAVENS内でもカラー中に使っているスタッフが多いですね。
―良かったことやメリットは?
それぞれの個性を「作業着」というカテゴリーの中で楽しめることだと思います。職人、技術者として、気合いが入っているように見えるのも良いですね。また、汚れも頑張った量という捉え方ができますよ。
また、新人のときは汚れが目立つ色のエプロンをつけるのもおすすめです。カラー材がエプロンに付いたことがわかりやすいので、エプロンを汚さないように注意して施術するようになるんです。そうすると、上達が早くなりますよ。
―お気に入りのエプロンのこだわりポイントを教えてください。
オリジナルで製作しているエプロンは、首掛けタイプとクロスタイプの2種類から好みで選べるようにしています。着用していて身体に負担がかからない重量で、動きやすくしゃがめるスリットを入れました。デザインはどんなサロンにもマッチする普遍的なデザインにし、作業着でもおしゃれや個性を楽しめるように4色のバリエーションを作りました。ファッションとしてお客さまにも好評ですよ!
―自分にあったエプロン選びのコツを教えてください
着たまま過ごす時間が長い人には首掛けタイプがいいでしょう。脱ぎ着を頻繁におこなうのであれば、クロスタイプのものが便利です。また、スマホやシザー類などをエプロンのポケットに入れる場合は、エプロンが重くなりやすいので、シザーポーチは別のほうが体への負担が少ないかも。前にスリットが入っているなど、しゃがんだりしやすい仕様も重要です。 あとは、カラーなどが染み込んで裏に出てきて私服に付かないように、厚めの素材がベスト! いろいろなエプロンを着用して楽しんでくださいね。
<プロフィール>
HEAVENS
エグゼクティブディレクター/小松敦(こまつ あつし)
1959年生まれ、山形県出身。日本美容専門学校卒業後、1993年にHEAVENSを設立。サロンワーカー43年のキャリア。ツーセクションカットの概念を考案。美容業界にヘアデザインの思考リアリティブを提唱。独自のセミナー活動やYouTubeでも活動中。美容師ワークウエアブランドIMAGE CHANGE PROJECT.を展開中。
Instagram: @heavens_komatsu_official
IMAGE CHANGE PROJECT.:@imagechangeproject
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