【20代女性経営者】超激戦区・青山に25歳で出店!トッププレイヤー風夏の華麗なる軌跡と新ステージ

 

 

都内有名店で早期デビュー、さらに歴代最速トップスタイリスト昇格も果たし、大活躍していた風夏さん。独立を決めたのは、弱冠24歳のときでした。時はちょうどコロナ元年、2020年の秋。今後の人生を見据えて、『vajra(バサラ)』の出店を決めたそうです。美容師一家に生まれて手厚いサポートも受けられたそうですが、スタートした最初の10日間は一人でお店に立ち、店内の掃除から施術、お会計まで全てこなしたそう。なぜこのタイミングで出店の道を選んだのでしょうか。真っ白な上質空間のお店に伺い、オープンまでの道のりや今後の展望なども聞きました。

 


 

歳を重ねても自分のペースで長く働ける居場所が欲しい。コロナが背中を押してくれた

 

独立を決めたのは、コロナがきっかけでした。それまでは全くそんなことを考えてもいなかったのですが、お店が閉まって働きたくても身動きできない状態で。真剣に今後の人生設計について考えて過ごしていました。そしてこのまま“会社に守られている”という状態ではいけないな、と感じたんです。私は長く美容師を続けていきたいですし、その環境を作るには勤務先のサロンを出た方がいいのかなと思って。

 

 

運がいいことに私は美容師一家に生まれたので、両親に相談しました。歳を重ねても美容師を続けたいなら、フリーで働くよりお店を構えた方がお客さまのためになるんじゃない?というアドバイスをもらって、それで決意したんです。当時はまだ24歳で銀行からお金を借りることもできないので、両親が手続きなどサポートしてくれました。一人では到底できませんでしたね。本当に感謝していますし、お店を作れたのは両親のおかげなのです。

 

昨年の3月20日にオープンしたのですが、前職のサロンにはその半年前に伝えて、話し合いを重ねました。春には新しい環境で働きたいと強く思っていたので、それもずっと伝えていましたね。物件は表参道エリアに絞って探し、年内に決めたい!と念じていたら、全然見つからなかったのに12月にポンッとこの場所が現れたんです。ちょうど渋谷と表参道の間なのですが、願い通りに年内に契約もできました。イメージ通りに年明けから内装の話を進められて。頭の中で思い描いていたことが、面白いように実現していきました。

 

 

何でもできる」と思っていたけど、一人では何もできないと気づいた

 

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