【坂巻哲也apish】還暦を迎えた今こそ語りたい。電車通勤中ウィッグでワインディング練習!? 24歳に悪性リンパ腫、闘病を支えたハサミの存在
カリスマ美容師として美容業界で誰もが知る存在、坂巻哲也さんが【美容師のハサミ】に登場です。常に第一線に立ち、サロンワークはもとより、さまざまなメディアで活躍する坂巻さんが美容師人生をふりかえりながら、ハサミにまつわる感動的なエピソードを語ってくれました。24歳で大病を患った時、病室でも決してハサミを手放すことなく、復活のビジョンを鮮明に描きながら、美容師の使命感に燃えていた坂巻さん。これまで何度となく動画【美容師のハサミ】を公開してきましたが、今回の動画は濃密なエピソードが満載です。ぜひ心してご覧ください!
思い出のエピソードが続々!そして二人の妻が!?
トカジ:こんにちは。今回の美容師のハサミ企画では、apishにお邪魔しています。坂巻さんといえば元祖カリスマ美容師。今日はハサミのエピソードを通じて技術のことマインドのことなどお伺い出来たらなと思います。よろしくお願いします。
坂巻:はい、よろしくお願いします。
このシザーケースはオリジナルの1点物なんですが、キラキラのデコレーションは奥さんの手作業によるもの。美容室が20年潰れない確率は0.3%とされている中で、apishが20周年を迎えてステージをやるということになって。そのステージのために奥さんが用意してくれたものなんです。
トカジ:素敵なエピソードですね。
坂巻:ステージが終わった時にapishスタッフ全員が舞台に立って、来られたお客さまにご挨拶をしたんですけど、そこで僕が言ったんです。僕には実は女房が二人いる、と。すると会場がざわついちゃって(笑)、やっぱりか、と。一人はうちの副社長の網野一廣。網野がいたからここまでapishはやってこれた、と。そんな感動のステージで使用したのはこのシザーケースという思い出があるんです。