【大人メンズパーマ】働く男性のセンターパート、ONとOFFが楽しめる2wayスタイル作りをカットから解説。at’LAV by Belle小林裕司

 

メンズパーマのオンラインサロンを主宰する小林裕司さん(at’LAV by Belle)が、ついにリクエストQJのYouTubeチャンネルに出演。グレイカラーによる髪質の変化、骨格など年齢を重ねてきた大人男性に向けた【中間巻き】で作るパーマスタイルをレクチャーしてくれました。またパーマに連動したカットも必見。大人男性向けの色気のあるヘアデザインを攻略しましょう!

 


 

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フォルムが要。大人のメンズパーマ

 

 

こちらが今日のモデルさんです。元々は柔らかい髪質なんですが、グレイカラーとパーマを繰り返して、かなり硬くなってきています。乾燥してゴワッと見えやすくて。そこを大人っぽくコンパクトで、艶のあるスタイルに仕上げていきます。

 

―どんなデザインにしていくんですか?―

 

仕事中は髪の毛が邪魔になると思うので、それを加味しながら、流行りのセンターパートを取り入れつつ、ハチは絞ります。頭の形は比較的きれいなんですけど、生え方と髪の強さでハチが大きくなります。またセンターパートで分けることで髪が溜まりやすいので、ディスコネでハイレイヤーを入れてフォルムを作ります。

 

 

ではカットから始めます。刈り上げは、まずはガイドを設定して、グラデーション状になるように。バックも同じように襟足から刈ると硬い感じになってしまうし、僕自身はアンニュイな感じは好きなので、ここは上から切ります。大人っぽくしたい時は、ウエイトをあげ気味にした方がカッコいいかなと思います。

 

 

この後はレザーで切ります。レザーで切るとアウトラインのボケ感がすごくいいです。バックを切る時はモデルさんには下を向いてもらいます。そうすることで襟足の皮膚が伸びるし、しっかり沿わせることができます。

 

前髪は乾いたらさらに上がるし、パーマでも上がるので、目の下くらいで切っていきますね。このスタイルの場合はラインが要らないかなと思うので、根元を少しずらしたCシェイプで、あらかじめグラデーションが入るようにしてカットします。気持ち、センターが長くなるかなという感じです。

 

 

サイドを切る時には必ず後ろのウエイトの位置をイメージしておいた方がいいですね。サイドもナチュラルに。ノーテンションで、最終的にはどれくらい浮くのかをイメージしてカットします。浮く人にはダウンステムですね。

 

 

バックは刈り上げとの差が境目としてはっきり出ると、幼く見えてしまいます。うまく溶け込ませるように、ここもレザーで馴染ませていきます。そしてパーマで少し上がることを考慮したら、最低でも1cmは長めに残しておくとよいでしょう。トップは前にダイレクションをかけて、センターが残るようにして、ここもこのままレザーでカットしていきます。

 

>レザーの質感で、パーマのウェーブを後押し


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