【あまやん】初登場!LTV (生涯顧客価値)に本気で取り組み定式化。店販売上1500%アップの実績の背景、そして「店販」にこだわる理由を語ります!

 

臨店講習やオンラインセミナーで熱弁をふるう、赤丸急上昇中の「あまやん」さんを直撃! 謎のニックネームでベールに包まれたキャラクターでありながら、LTV(ライフタイムバリュー/生涯顧客価値)を定義した店販理論はお墨付き。それを実践した都内トップサロンが、続々と売上急伸を実現させています。そんな「あまやん」の本名は栄田光平(さかえだこうへい)さん。そこで東京・東久留米にある栄田さんの新店舗『tida smile』(ティダスマイル)を訪ねてインタビュー。美容師だけでなく、ディーラーやメーカーからも熱い視線を浴びている「あまやん」の今後にも注目です! 

 


 

コロナ禍の猛勉強で、カウンセリングやマーケティングを徹底的に習得

 

なぜ「店販」を入り口にセミナーをするようになったのか、その経緯を説明させていただきますね。僕は2021年11月に独立して自分のサロンをオープンするまで、大型店で約13年働いていました。最初の頃はいろいろと苦戦してデビューまで5年かかりましたけど、経験を重ねていくうちに、年間指名1位とか、技術売上4年連続1位など数多くの賞をいただけるまでになりました。ただ、僕は全く店販をしていなかった美容師なんです。店販売上は、月6000円前後でした。

 

 

2020年にコロナでサロンが休業になり、暇になったじゃないですか。やることがないなと思ったので、せっかくだから勉強しようと思ったんです。それでカウンセリングや物販、マーケティングについて学び始めて、本を買ったり他業種のオンラインセミナーを受けたりもして。寝る以外の時間は、ずっと勉強していました。その流れで、失客理由についても調べたんですね。その頃、長い間来てくれていた大事なお客さまを失客したんですよ。その理由が「店販」だったんです。

 

どういうことかというと、その方はママ友たちとシャンプーの話になったときに、みんなはサロンで勧められた店販シャンプーを使っていたそうなんです。でも、僕が店販の話をしていなかったものだから、その方だけが市販のシャンプーを使っていたらしく、恥ずかしい思いもされたようで…。たまたま周りから勧められたシャンプーが、他社の自社製品だったんですね。それを使い始めて髪がキレイになったので、そのサロンに通い始めたというわけです。店販をしないことは、失客理由になるんですよ。すごく反省しました。

 

 

学んだことをコロナ明けにお客さまに実践してみたら、店販売上がその月は40万になったんです。これに手応えを感じたので、サロンにも落としこもうと思って20人のスタッフと共有したんですね。というのも、僕が勤務していた店舗はグループ30店舗中で技術売上ダントツ1位の優秀店舗だったんですけど、店販売上はダントツ最下位だったからです。スタッフみんなで実践後、ひと月で売上が1500%アップして、見事1位になりました。僕自身は最終的に、100万まで伸ばしたんです。

 

この店販ノウハウが木村(fifth)や泉貴寛(SIGN)などの仲間内で噂になり、みんなが都心のサロンで同じようにやり始めたら、300%、500%upが続出して。彼らの後押しもあり、セミナーもやることになったんですけど、反響が予想以上だったのでメーカーやディーラーからもめちゃくちゃ声をかけていただけるようになりました。

 

 

>「店販」を入り口にしているものの、目指しているのは「LTV」の向上

 

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