【表参道ビッグファミリー】サロン経営と4人の子育て。二人三脚で歩む美容師夫婦が選んだ理想のライフスタイルとは。
コロナ禍でも美容室激戦区における新規オープンの勢いは止まることを知らず。表参道エリアにオープンしたCanna(カンナ)は、美しい植物と花に囲まれた天井高4メートル、都会的な雰囲気が広がるオシャレ空間。こんなアーバンなサロンをオープンした小崎&庄司夫婦はなんと4人の子育て中というのでまた驚きです!! しっかり者でリーダー的存在の長女、お調子者で昭和気質な長男、恥ずかしがり屋の次女とおてんば娘の三女はなんと双子ちゃん。めまぐるしい毎日の中、仕事と子育ての両立はどうしてるの!?ということで、注目の表参道ビッグファミリーを取材して参りました!!
社内恋愛を経て結婚、出産×4、からの独立
小崎:元々同じ会社の別店舗で働いていて、社内恋愛を経て結婚しました。僕は福岡出身、妻は秋田出身の上京組です。お互い東京に憧れて出てきました(笑)。二人とも表参道を拠点に美容師をしていました。
庄司:私も夫も兄弟がいるので、長女が産まれた時は、兄弟がいたらいいなぁ、くらいは思っていました。それからすぐ2人目が産まれて。その頃まではなんとかなる!と思っていたけど、その次がまさかの双子! 仕事と育児の両立は、さすがに不安になりましたね(笑)
小崎:前の会社では店舗を任されていましたし、それなりの役職にいたので、はじめは独立するつもりはなかったんです。でも子育てと仕事を両立したい妻には、お店を出したいという思いもありました。それで夫婦で話し合って独立を決めました。
庄司:私は双子ちゃんが産まれてから、しばらくはレセプションに転向していたんです。美容師ママなら分かると思いますけど、時短で働ける時間も限られているし、急な呼び出しや発熱でお客さまに迷惑をかけてしまう。しかも我が家は×4なので、なかなか顧客を担当することが難しくなってしまって。双子ちゃんが3歳になって、風邪を引きづらくなってきた頃、スタイリストに復帰しました。
小崎:今でもまだまだ落ち着いてはいないけれど、それでも一緒のサロンで働いていれば緊急の場合も連携が取りやすいですし、お互いにフォローし合えるので! 僕は経営者という立場になったので、少しでも妻が長くサロンに立てるように、裏方に回るようにして、お迎えや家のことをしています。