「肺に影」で危機感を抱き、自炊を交えたヘルシーな暮らしを構築 -VAICE 浅野 宏明さんの習慣 後編-
モデルやタレントなどの顧客も多く抱え、セミナーや撮影などでも人気のVAICE代表取り乱し役、浅野宏明(あさの ひろあき)さん。見た目はやんちゃだけれど仕事は繊細、美容師仲間にもリスペクトされる浅野さんの習慣に迫ります。インタビューは前編・後編の2回、今回は後編です。ぜひ前編とあわせてご覧ください。
「人間の体は食べるものからつくられる」と改めて気づく
2019年はサロンワークとセミナー、ヘアショーなどでかなり忙しい一年でした。体が資本ってことで人間ドックを受けたら、肺に影がみつかったんです。ガン家系だし、アラフォーだし、ガンもありうると思って精密検査を受けました。
結果として問題はなかったのですが、自分の健康を振り返り、時間の使い方を改めるきっかけになりましたね。普段から食べる量や食べるものをしっかり選ぶようになりました。
さすがにビーガンまではいかないですが、炭水化物の量や塩分、糖分、調味料などをちゃんと見るようになりましたね。人間の体は食べるものからつくられますから。
美容関係の仕事をしているので、健康意識の高い女性が身近にたくさんいます。自然とそういうかたたちが発信する情報を見るようになりましたし、ヘルスケアに気を遣うお客さまがいらしたときは自分からいろいろと質問するようになりました。
コロナの影響で外食もしづらくなり、自分で料理をする機会も増えています。今はAmazonで何でも買える時代だから、健康意識が高い人が発信した食材や調味料を買って試したりしています。
体にいいものってスーパーで買えるものよりもちょっと高かったりするんですけど、試すのが楽しいからあんまりためらわず選んでいますね。美容という枠から外れていないから、仕事にもつながってきますし。