オリジナルのヘアカラーメソッドを発信中!オンラインサロンで美容師の心を掴む山崎健吾さんの新感覚教育論【後編】
オンラインスクール『HAIR COLOR ACADEMY(ヘアカラーアカデミー)』をはじめ、美容師の技術やキャリアに役立つさまざまな情報をSNSから発信し、“美容師ファースト”を掲げる山崎健吾(やまざきけんご)さん。フォロワーもサロンワークの顧客も、約8割が美容師というから驚きです。そんな多くの美容師に支持される山崎さんのインタビュー後編は、フリーランスになってからの働き方やオンラインスクールに込める想い、そしてこれから挑戦する出店がテーマ。これまでの経緯のお話は、前編でチェック!
アンテナを張って行動し、やりたいことを着実に実現した
セミナー活動は、フリーランスになってから始めたんです。先方から依頼をいただくこともありましたが、基本は自分からインスタなどを通じてオーナーさんに営業していました。セミナーをこれから続けていきたいと思ったので、単価を抑えて3万円+交通費で全国どこでも行きます、という料金設定。月7〜8本のペースで仕事が入りました。もともとトークが得意ではなかったので、伝え方や話し方なども学び、スキルアップも図りましたね。
『HAIRCAMP(ヘアキャンプ)』に出させていただいたのも、僕から連絡したんです。当時は有名な美容師さんしか声がかからなかったので、自分からアプローチしました。それが結果的に信頼に繋がり、ディーラーやメーカーから仕事の依頼がくるようになったんですよ。
『note』では、カラーレシピも販売しました。500円で800人くらい買っていただいたのかな。そのあと、電動マドラーを作って売りました。ちょうどこういう感じのものを作りたいなと思っていたときに、たまたまそういうツールの開発メーカーさんがいることを知ったので、連絡したんです。「全部買い取るので大量に作ってください」とお願いしました(笑)。販売を始めてからは、ディーラーさんからめちゃくちゃ問い合わせがきましたよ。
オンラインサロン『HAIR COLOR ACADEMY』を立ち上げたのは、フリーランスになってから1年半後の昨年9月です。かなり後発でしたね。今、収益的には教育業務が7割、サロンワークが1割、セミナー1割、残りの1割が他業務という感じになっています。
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