年収300万円で持ち家!? 「住まい探しのプロ」に女性美容師が直撃。マンション購入のメリットを聞いてみた!(前編)
巷でよく聞く「賃貸マンションvsマンション購入」論争。でもちょっと待って! 自分に合った住まい探しの知識があれば、マンション購入への道が開けるかもしれません。でも今の給料で本当にマンションが買えるのでしょうか? 今回は20代半ばの女性美容師の立場から、「女性のための快適住まいづくり研究会」の副代表、白石ひろみ先生にインタビュー。「マンション購入なんてまだ先の話」と思っているあなたに読んでいただきたいレポートです!
■マンション購入について教えてくれる人
白石ひろみさん
一般社団法人「女性のための快適住まいづくり研究会」副代表。宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー、相談診断士。女性のためのマンション購入についてのコンサルティングやマンション購入セミナーなどの講師を務めている。
■レポーター
sand Ginza スタイリスト
高橋レイナさん
北海道札幌市出身。札幌ベルエポック美容専門学校卒業。渋谷エリアのヘアサロンでスタイリストデビューしたのちsand Ginzaへ。約1年間、アシスタントとして技術を学び直し、2021年4月にスタイリストデビュー。初月売上三桁超えを目指す。ボブに特化したInstagramのフォロワーは1万1000人超。マンション購入にも少し興味あり!
https://www.instagram.com/reina.sand32/
■レポーター
Lino by U-REALM 吉祥寺 スタイリスト
Satsukiさん
千葉県八千代市出身。山野美容専門学校卒業後にU-REALM新卒入社。2020年4月にスタイリストデビュー。Instagramではラテベージュ、ナチュラルカラー、簡単セルフアレンジ動画などを発信している。マンション購入は考えたことがないけれど勉強のために参加。
https://www.instagram.com/satsu_lnjh/
多くの女性が高い家賃を払い続けることに疑問を抱いている
レイナ:白石先生、今日はよろしくお願いします! さっそくですが、どうして先生は男性ではなく、女性向けにマンションの買い方を教えているのですか。
白石:今から30年以上前の話ですが、「女性のための快適住まいづくり研究会」の代表の小島が「シングル女性だから」という理由でローンが組みづらく、マンションを購入するまでに苦労したことがきっかけです。当時は女性が一人でマンションのモデルルームにいくと「何しにきたの?」みたいな目で見られるようなこともあったんですよ(苦笑)。
モデルルームに行く前に正しい不動産の知識を持ち、賢くマンションを購入して欲しい。そこで女性向けのセミナーを開催したことがはじまりでした。今は会員数も10万人を突破しています。
Satsuki:会員さんには独身の女性もいますか?
白石:ほとんどの方が独身ですよ。女性はシングルのうちに購入したいという方が多いですね。一方、男性は結婚して子どもができてから考えることが多いようですが。
レイナ:私もマンション購入に興味ありますし、夢ですね。勤務地である銀座の店舗の近くに住みたいと、赤坂に住んでいるんですが家賃がとても高いので…。
白石:マンションを購入したきっかけで一番多いのは「家賃がもったいないから」ですからね。Satsukiさんはどうですか。
Satsuki:私はまだ買うところまではイメージできていません。今住んでいるところが家賃5万ちょっとなのでそこまで負担は大きくないですし…。
白石:でも、毎月それだけ払っているという事実はあるわけですものね。
レイナさんもSatsukiさんもおしゃれな美容師さんだから、きっとたくさん洋服を持っていますよね。単身用の賃貸物件はコンパクトなつくりになっているので、収納が小さくて洋服が溢れていたりしませんか。
あとはキッチンシンクが小さかったり、隣の音が気になったり、人それぞれお悩みがあると思います。分譲マンションを買って住む場合だと、家賃と同じくらいの月々の支払額でウォークインクローゼットがあったり、リビングとベッドルームが別だったりして快適に暮らせますよ。
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