パワハラ・セクハラだけじゃない! 現役美容師が体験したとっても迷惑な「◯◯ハラ案件」
最近では、「セクハラ」や「パワハラ」、「モラハラ」といったポピュラーなハラスメントだけでなく、「マリハラ(マリッジハラスメント)」や、「アルハラ(アルコールハラスメント)」など、多種多様なハラスメントが問題視されるようになってきました。
そこで今回は、現役美容師さんにアンケートを実施。現役美容師さんの体験した「○○ハラ」エピソードをまとめてご紹介します! あなたが今まで受けたことのあるハラスメントもあるかも?
<目次>
>お客さまの前で無茶振り。大迷惑な先輩からの「ギャグハラ」とは(24歳/男性)
>優しさがハラスメントになることも!? ありがた迷惑な店長の「飯ハラ」(28歳/男性)
>そこまでの熱量じゃないのに…。好きなアイドルの話をしつづける「ドルハラ」(24歳/女性)
>先輩の言うことは絶対!? 苦手でも関係なしで歌わされる地獄の「カラハラ」(34歳/女性)
>ファッションモンスター!? チェックが厳しすぎる「服ハラ」(22歳/女性)
>善意100%。迂闊な一言からはじまった「ベジハラ」(22歳/男性)
>その時間必要? 終礼後に行われる「ブクハラ」(25歳/男性)
>酔っ払った先輩がうるさい! 何度も繰り返される「ドラハラ」に怒り心頭(28歳/女性)
お客さまの前で無茶振り。大迷惑な先輩からの「ギャグハラ」とは(24歳/男性)
営業中、お客さまを盛り上げるために「芸能人のものまねして!」「何かおもしろいことして!」という無茶振りをしてくる先輩がいて、僕たちの間では「ギャグハラ(ギャグハラスメント)」と呼んでいます。
頻繁に無茶振りされるので、ヘルプに入るときは毎回「何を言われるんだろう…」とドキドキ。「いやいや、無理ですよ!」と何とかその場を笑って逃れることが常なのですが、たまにお客さまもノッてしまい「やって〜!」と言われたときは地獄。何とか搾り出してやるものの、盛大にスベり、それを見て先輩とお客さまは笑っています。
あるとき、バックルームで「僕に振るのは勘弁してください」とお願いしたのですが、「あのときの返しはね…」と、笑いについてのアドバイスをされビックリ(笑)。その先輩は会社の飲み会でも率先して盛り上げているので、純粋にお笑いが好きな人なんだと思います。
先輩は決して悪い人ではなく、むしろ基本的にはいい人。また、自分へ無茶振りする比重が多いのも僕のことを気に入ってくれているからだとわかるので、これは言っても直らないなと諦めました。僕は、悪気がなくとも後輩に何かを強要することはやめようと心掛けています。
>気遣いゆえの行動だから言いにくい…! 店長から若手スタッフへ「食べろ」コール