【YouTube:カラーレシピ公開】GARTEオオハライッセイが挑むセクションカラー×ウルフカット2021
2021年夏にむけて、ウルフカットの波が再上陸する予感です。顔まわりを攻めていくウルフは、前髪の設定、襟足の長さ、さらには角度や量感やスタイリング方法など、個々の美容師の発想力や提案力が試されるデザインが特徴。ここではGARTEのアートディレクターであるオオハライッセイさんが、今のトレンドのウルフにセクションカラーをかけ合わせて、スーパーモードな最新ヘアに挑戦! イッセイさんの華麗なるサロンワークにも注目です。YouTube動画でも公開していますので、ぜひご覧ください。
YouTube動画はこちらからご覧ください
毛流れを見ながらセクションカラーを設計
今回の動画の収録では、根元までブリーチ済みのモデルで、オンカラーからスタートしました。まずはフロント部分にセクションカラーを入れるためにブロッキング。今回はフロントに対して斜めに四角い形にセクションをとっています。「髪が乾いている状態で毛流れを見て、セクションカラーを分けています。乾かした状態の方が失敗は少ないかなと思います」とイッセイさん。
カラーレシピ(セクションカラー部分)
▲エドル 3グレージュ:SLOW 4ナチュラル
1:1 ox 3%
▲キャラデコ アクリルピンクox3%
「グレージュの方はパッと見が黒。でも黒染めではありません。次回の提案も考えて、残留しない配合で調整しています。そしてもう一つの色、キャラデコのアクリルピンクは、僕のイチオシのカラー。アクリルカラーで発色が良く、アクセントを加えたい時に重宝するカラー剤です」とイッセイさん。
セクションをとった部分を並行に2色を交互に塗布。慎重に刷毛を操作し、丁寧にスライスをとり、黒とピンクを重ねていくのがポイントです。
カラーレシピ(全体)
▲イルミナカラー 10コーラル:コレストン クリア
1:1 に対してアクリルピンク(1/20) ox3%
「本来なら12くらいの明るさがベストですが、頭皮への刺激を抑えるために、クリアを混ぜてアルカリを薄めつつ、ちょうど12くらいの明るさが出るように調整しています。また刷毛を使うときも、頭皮に対して立てないで寝かす。カラー剤をのせていくイメージですね。なるべく負担をかけない施術を意識しています」
セクションカラーの塗布が終わったら、それ以外の全体に対してカラー塗布します。25分ほど置き、カラーチェックして水洗します。この時、他の色につかないように慎重に。シャンプーを終えると、セクションカラーの発色の良さと、全体カラーとの対比がバランスよく調和していることがわかります。
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