30代で東京デビュー! 顧客ゼロからたった2年で人気スタイリストになったSOIE高瀬佳苗さんの集客術
32歳で、名古屋から東京に移り住んで約2年。顧客ゼロの状態から、あっという間に人気スタイリストになった「SOIE」(ソワ)の高瀬佳苗さん。お客さまから支持されるその魅力と、集客の努力とは? 東京へ来たばかりの頃のご苦労や仕事への想いなど、おうかがいしました。
名古屋から東京へ、モデルハントからの再スタート!
専門学校卒業後、名古屋の美容室で12年間働いていましたが、2019年8月に夫の転勤に伴って東京へ来ることとなり、原宿の美容室に就職しました。東京に来たてのときは、お客さまが少なすぎて、暇でつらかったこともあります。
集客のために、ラフォーレ原宿の前などで、モデルハントからスタートしました。当時32歳でしたが、そのくらいの年齢でモデルハントをしている人は、あまりいません。周囲では、若い美容師の方々がモデルハントをされていましたが、自分だけ年上でちょっと恥ずかしかったですね。
モデルハントの他には、インスタグラムを使って集客をはかりました。あとは、よく来ていただくお客さまに、「お友だちを紹介してください」とお願いし、ご紹介いただくこともよくありました。
2020年はインスタグラムの動画に力を入れた
2020年4月に緊急事態宣言が出て、美容室が3週間お休みになりました。この3週間に何をするかで他の人と差がつくと思い、アレンジ動画を1週間に4〜5個くらいアップしていました。
そこで2500人ぐらいフォロワーが増えました。自分でもやっていただけるような、あまり難しくない簡単なアレンジをアップしたことで、より多くの方に見ていただけたのかなと思います。
動画をアップしてみると、フォロワーが一気に増え、「今は動画の時代なのだな」と実感しましたね。動画の撮影は、緊急事態宣言の解除後も続けました。8月に、こちら「SOIE」に転職し、オーナー(柳原弘樹さん)がinstagramの投稿を紹介してくれたりしたこともあり、お客さまは一気に1カ月で200人ほど増えました。