喫煙者は要注意! タバコ臭い美容師は担当を外される!? お客さまがサロンで感じた不快なこと
サロンに足を運んでいただいたお客さまに、気持ちよく帰ってもらうのが美容師の腕の見せどころ。ただ、美容師視点で気持ちよく帰ってもらえたように見えても、お客さまの本音は実際のところどうだったのでしょう? もし来店中に気に入らないようなことがあっても、何も言わずに帰られて二度と来店されない、なんてことは絶対避けたいですよね。
そこで今回は、全国の定期的にサロンに足を運ぶ20代〜30代の女性310人に、サロンで不快に感じたことを、直接美容師に指摘する人はどれくらいいるのかを調査しました。
やっぱり言いづらい? サロンで感じた不快なこと
—サロンで施術中に感じた痛み(髪を強く引っ張られるなど)や不快感(サロン内の空調温度など)を指摘したことはありますか?
—パーマやカラーの持ちが悪く、改めて別日にやり直してもらったことはありますか?
両結果とも、不快に思ったことを指摘したり、やり直しをお願いしたことがある人はおよそ3割。不快な点や、やり直しのお願いを指摘してくれるということは、それだけサロンに期待をしているということなのかも。いただいた指摘や、やり直しのお願いには、普段の施術以上に真摯に対応することで、再来店に繋がるよう可能性をひろげましょう。
言わないと答えた約7割の方は、不快に思っていても恥ずかしかったり、気まずいと感じて言えなかった人たちも多そうです。不快に感じることがあっても、我慢して帰られてしまってはお互いのためになりません。
普段からお客さまの様子を気にして、お声がけをするだけでも、不快に感じたことから具体的なオーダーのヒアリングまで、コミュニケーションがとりやすい雰囲気が生まれます。忙しくても、こまめなお声がけは忘れないように心がけていきましょう!
喫煙者は思い当たる節あり!? タバコの匂いには気をつけて!
—美容師のタバコの匂いや口臭が気になったことはありますか?
—前問で美容師のタバコの匂いや口臭が気になったことがあると答えた方は、それをきっかけに担当を変えたことがありますか?
25.2%の人が、タバコの匂いや口臭が気になると回答。また、気になると回答した人のうちの30.8%が、匂いが気になり担当を変えてもらった経験があるとのことでした。タバコを吸う美容師さんは要注意です。
不快に感じたことを指摘される、担当を外されるなど、美容師にとっては耳の痛い話題が多くなってしまった今回のリサーチ。もちろん「不快に思われず、お客さまに気持ちよく帰っていただく」ということが最善ですが、もし不快に感じられることがあっても、我慢せずにすぐ指摘してもらえるような雰囲気作りが大切です。
さらに、失敗を顧みることは、自分の行動や身なりを振り返る絶好のチャンス。美容師とお客さま、両方にとって、気持ちのよい接客になるようにしていきましょう。
(株式会社セイファート 美容師アンケート調査より)