美容一筋のクリエイターが双子の教育に熱を入れる理由 -MINX 池戸 裕二さんの習慣 後編-
日本トップクラスの美容師が集うヘアサロンMINXのディレクターであり、取締役を務める池戸 裕二(イケド ユウジ)さんに、忙しい中でも大切にしている習慣を教えていただきました。トップクリエイターのライフスタイルと、ヘアサロンの成功の秘訣を垣間見ることができるインタビューです。インタビューは前編・後編の2回、ぜひ前編とあわせてご覧ください!
休日に2時間、双子の勉強の面倒を見る
最近は5歳の双子の教育に力を入れています。休みの日は子どもが幼稚園から帰ってきたら2時間くらい勉強をみるのが日課。子どもたちは大体1時間くらいでへばってくるんですけど、「頑張れ!頑張れ!」って励ましながらやっています。いろんなテキストに取り組んでいて、小学校に入るまでに使ったテキストの厚みは僕の身長と同じくらいになりました。
子どもの教育ってスタッフ教育と通じるところがあるんですよ。5歳くらいの子どもの教育は、人と会ったら挨拶するとか、感謝の気持ちをちゃんと伝えるとか、そういう基本的な部分が大事じゃないですか。人としての基本って、子どもだけじゃなくて、社会人になってからももちろん大事だと思っていて。人に何かしてもらったら「ありがとうございます」、間違ったことをしたら「ごめんなさい」というとか。当たり前のことだと思われがちですが、みんながみんなできているわけじゃない。仕事を覚えることにいっぱいいっぱいで、疎かになっている人もいるかもしれません。そんなときに、あらためて子どもを見守る親のような視点で、スタッフと気長に向き合えるようになりました。
>昔は先輩たちがどうして教育熱心な親になるのかわからなかった