新しいファッションカラーの文化をつくる! 新拠点「SHACHUみやちがつくるLABO」の試みとは!? みやちのりよしさんに聞いた
ユニコーンカラー発祥のSHACHUとさまざまな業界を巻き込んで、デザインカラーの研究開発及びカラーリスト育成を目的とする「SHACHUみやちがつくるLABO」の開設の準備を進めています。その試みの背景にあるみやちさんの想いや、新しい挑戦を通じて見据えている未来について語っていただきました。SHACHUの動向が気になるファンのかた必読のインタビューです。
働き方を変えなきゃ、守れるものも守れない
新型コロナウィルスの影響で営業自粛した4月中に、脳味噌がちぎれるくらい今後のことを考えたんですよ。「働き方を変えていかなきゃ、守れるものも守れなくなる。ウィズコロナが続く中で、できることはなんだろう」って。
僕はいつも美容業界の技術やデザインの面でトップのサロンに影響を受けてきたし、そういう環境で育ててもらいました。これからも、デザインを追求することに変わりはないんだけど、みんなのために、これまで培ってきたものの考え方やこだわりを半分くらい捨てることも考えていかなきゃと思っていて。
コロナの影響を受ける前は、海外出店の話とか、フランチャイズの話とか、他社さんとのコラボレーションとか、いろいろなお仕事の話をいただいてもお断りしていたんです。みんなと一緒に渋谷で「SHACHU」をすることを大切に考えていたから。
渋谷から僕たちの考えるカラーのトレンドを発信しながら、個人的には海外でも活躍できたらいいなって考えていたんですよ。でも、コロナで海外に行くこともできなくなったし、違う方向性も考えていくことに。その中で出てきたのが、「SHACHUみやちがつくるLABO」を起点とするヘアカラーのカルチャーをつくる挑戦です。
>美容師のカラー技術を認定するカラーリストの団体があってもいい