「利他の心」が♦at’LAV♦の絆を強めている
自然光が差し込むプライベートサロンとして高感度なユーザーの絶大な支持を集めている♦at’LAV♦(アットラブ)。専門学生や美容師からの就職応募も殺到する人気サロンは、一体どうやって作られたのか? オーナーの冨山氏に話を聞いた。
「ダメなら鹿児島に帰ろう」からの大逆転
アシスタント時代、僕は怒られ役でした。とにかく不器用だったので、入社して1年もすると、同期はメキメキ上達していて、すっかり取り残された状態に。挙句の果てに後輩にも抜かれる始末でした。自分はこの仕事に向いていないと思っていましたね。でも、「やるだけやってダメなら鹿児島(地元)に帰ろう」と開き直って、デキる人の3倍くらい練習したのがターニングポイントになりました。さすがにそこまで努力すれば、結果も出せるようになるし、成長の手ごたえを得られるものなんです。
「努力は人を裏切らない」と知ってから、僕の美容師人生はガラリと変わりました。スタイリストデビュー直後の3カ月で、月間売上3桁(100万円以上)を達成。注目のスタイリストとして業界誌で取り上げられたこともありました。とんとん拍子に昇進し、24歳のときには店長職の打診があったのですが、会社との話し合いの中で方向性の違いを感じて退職。そこから3年間は別のサロンで働き、独立資金1000万円を貯めて、物件探しをスタートしました。サロンワークと独立準備を並行してやるのは、ラクではなかったですね。