人気サロンがイチオシする「美容師ブレイクスルー白書2020」。 第9回目は、Instagramのフォロワー3万人以上、アベレージで月300万円を売り上げるlora.gardenのLead Designer、Momoさん
「2020年の顔はこの人で間違いない!」
2020年、美容業界を賑わすであろう、いま大活躍中の美容師に、QJナビDAILYがいちはやくスポットを当て、今後の目標などを聞く「美容師ブレイクスルー白書2020」。
第9回目は、かわいいボブと抜け感のあるカラーで人気のlora.gardenのLead Designer、Momoさん。ご自身のヘアスタイル、ファッションも注目されています。これからさらに活躍が期待されるMomoさんの2019年がどんな1年だったのか、2020年はどんな展開を考えているのか聞きました。
雑誌だけを頼りに東京のサロン巡りをして、GARDENへ
中学生のころからずっと雑誌の仕事ができる美容師になりたいと考えていました。福岡県の美容専門学校に通っていましたが、月1回くらいのペースで、東京にある雑誌によく出ているサロンに行っていたんですよ。どのサロンが有名なのかもわからないまま、雑誌だけを頼りにいろいろなサロンをまわりました。そのうちの一つがGARDENだったんです。
そのとき、一番合戦彩さん(drive for garden)が、シャンプーとカラーをしてくれたのですが、彼女も私と同じ福岡の学校を卒業しているので、福岡から上京してどんな感じなのかとか、GARDENの楽しいところだったりとか、たくさんお話をしてくれたんです。それで自分の気持ちが高まり、私もここで働きたいと思いました。東京のサロンはどこも輝いて見えたのですが、自分が働いているイメージが湧いたのはGARDENだけでした。
美容師1年目は毎日を乗り切ることで必死でしたし、目標を見失っていた時期もあったかもしれません。2年目に北田さん(現December)のメインアシスタントについた経験が、私の美容人生のターニングポイントだと思っています。サロンワークで忙しいのはもちろん、週に3本くらい撮影が入っていたし、自分がどうして東京で美容師をしているのか、なぜGARDENを選んだのか、その気持ちを取り戻すことができました。北田さんは「俺は本気のやつにしか、本気で伝えないから」といつも言っていたんです。だから、叱られることがあっても辛くはなかったですね。