子宮（Ena）を意識したライフスタイルで、女性本来がそなえている美を、内側から引き出していく「Ena beauty」を提唱している美容家、河村直子（かわむらなおこ）さん。超自然派の美容のプロである彼女に、髪へのこだわりについて話していただきました。

脳・子宮・心を中心に考える「美の哲学」

男性にはない子宮（Ena）が、女性の頭と心に影響を与えています。男性は頭で物事を考えますが、女性は子宮で感じ、子宮で考える生き物なんです。でも、そのことを普段から意識している人は多くはありません。

私は、 BICHELIN（ビシュラン）という美容家のエージェンシーに所属し、エナビューティストとしての啓発活動をしています。具体的な活動としては、企業さんやメーカーさんでのセミナーやAmebaさんのセミナー講師など務め、子宮を意識した生活についてのお話をさせていただいたり、個人のSNSや女性向けのメガサイトで情報発信したりしています。

子宮にまつわる知識があるので、「妊活」の相談もよく受けるのですが、夫婦で自分たちのカラダをしっかり理解して、健康的に暮らせば、医療に頼らずにうまくいくケースもたくさんあります。事実、私自身がお薬や医療に頼らない、生活習慣（パレオライフ）とカイロプラクティックで二人目を希望通りのタイミングで授かりました。女性には生理、妊娠、出産に代表される神秘的な力が備わっています。その本来持っている力に着目することがいかに大切か、ということを多くの方に知ってほしいのです。

美容についての考え方も同じで、女性には本来備わっている美しさがあると思います。なのに人はそこに目をくれず、新しいモノを買ったり、サービスを試したりなど、外側に意識を持っていきすぎ。その前に、もともと持っている美を引き出すことが大切だと私は思うのです。