“お客さまを大事にしない業界に、未来はない。” カカクコム創業者でALBUMのオーナーの槙野光昭さんに 「ALBUMのこれまでとこれから」を聞いてみた！
公式Instagramのフォロワー数46万人超！「日本で1番予約を取るヘアサロン」を標榜するALBUM HAIR。オーナーはカカクコムの創業者として有名な槙野 光昭（まきのみつあき）さん。年末も近づいてきたということで、2019年のALBUMの総括と、2020年からのALBUMおよび槙野さんご自身の展望をうかがいました。業界の矛盾や本質を見抜く慧眼（けいがん）は、全美容師・経営者必見です。
2019年「ALBUMは日本一」と胸を張って言えるようになった
−今年1年のALBUMのビックニュースを教えてください。
まず、うれしかったのは「ホットペッパービューティーアワード 2019 ベストサロン部門」のセット面数の最も多い部門で全国1位に新宿店が選ばれたことですね。これで「日本一」って言えるようになりましたから。それまで僕らは2年連続全国2位だったんです。
ホットペッパービューティーアワードって関東、東海、関西という具合にエリア別にランキングされるので、全国2位以下は表彰されないんですよ。ほかのエリアだったら1位をとれる実績があっても、です。だから僕はね、ALBUMは日本で一番損をしていると思っていました（笑）。
でも今は、全国1位になりましたから、とても嬉しかったです。ほんとに…と言うのも、どうやったら1位になれるかあれこれ試行錯誤、全社で取り組んで戦略的に狙ってやってきた結果なんですよ。
ALBUMの銀座店がオープンしたことも大きなできごとですね。今はホットペッパーのランキングでは現在全国7位です。オープン5ヶ月で全国ベスト１０にランクインすることができましたし、ポテンシャル的には、新宿店を抜き全国1位を十分に狙えるんじゃないかなと思っています。
