毎回、NOBUさんが気になる人をゲストにお呼びし、NOBUさんの自宅（！？）でNOBUさんの手料理を食べながらざっくばらんに美容業界について語り明かしていただくNOBU’S KITCHEN。記念すべき10回目はsikiの代表である磯田 基徳（いそだ もとのり）さんと伊藤 竜（いとう りゅう）さんにお越しいただきました。

2017年に原宿に隠れ家的な雰囲気をもつサロンsikiをオープンにした磯田さんと伊藤さん。伊藤さんは、ALBUMでスタイリストをしていた経歴をもつ、NOBUさんのお弟子さん的な存在です。

前編では美容師とプライベートの両立についてざっくばらんに話していただきました。

※本文中の敬称は省略しています。

伊藤さんの奥さまNATSUMIさんも登場！　美容師同士の恋愛って、どう？

―今回は、原宿にある隠れ家サロンsikiから、代表のお二人にきていただきました。

「お邪魔しまーす！」お二人からの素敵なお土産にNOBUさん感激！

―NOBUさんとお二人との馴れ初めは？

NOBU：竜（伊藤さん）は、ALBUMがまだ渋谷と原宿にしかなかったころ、ちょうど勢いがついてきた時期に入社してきて、お互い刺激し合ったという感じかな。当時からセンスが光っていて、ハイトーンをはじめとするカラーに自信があるんだろうなと思って見てたよ。

伊藤：NOBUさんは師匠のような存在なので、今日は呼んでいただけてうれしいです。

未だによく覚えているのが、どんなにサロンワークが忙しくても2時間に1回、Instagramを更新しているその背中です。

磯田：僕は、ロレアルのショーでパリに行くとき、羽田空港でお見かけしたのが初めてです。そのときはほかのメンバーもお互い様子を伺っている感じだったんだけど、夜のお酒の席で距離感が一気に縮まりました。

NOBU：俺は竜から聞いていたので、磯田くんのことも知っていたんだけどね。

二人が独立してサロンを経営すると聞いて、同じような空気感をもった二人だからうまくいくんじゃないかなーと思ってた。

―今回のテーマは、「美容師と私生活の両立」なんです。というのも……

NATSUMI：こんばんはー！

―何を隠そう、伊藤さんの奥さまはALBUMの超人気スタイリストNATSUMIさん。関係性が深いNOBUさんからお二人についてのあれこれや、美容師と私生活の両立、美容師の恋愛について聞いてしまおうという算段です。

メンバーが全員揃ったところで、改めて乾杯といきましょう！

一同：かんぱーい！

NATSUMI：この春巻き、キャビアがのってる！　わたし、キャビア食べるの初めてかもしれないです！

伊藤：NOBUさんに結婚の報告をするときは、両親に挨拶するときより緊張しましたよ。

思い出すだけで汗が出そうになる伊藤さんw

NOBU：俺、二人が付き合っていることも全然知らなかったんだよね。今でもそうだけど、店の中の誰と誰が付き合っているとか、最後まで俺だけ知らないの（笑）。

NATSUMIは男前な性格だし、竜はアニメとか音楽とかが好きで一人で生きていくんだろうと思っていたから、“恋愛”というものに二人が結びつかなくて、すっごい驚いたし、感動すらした。「忙しいけど、愛を育んでいたんだな」「みんな恋愛しているんだな…」って（笑）。

一同爆笑

NOBU：恋愛って、いわば中毒状態でしょう。周りが見えなくなるというか。でも、この二人の場合中毒になっているように見えなかったから気づかなかったんだろうな……。

＞美容師の仕事とプレイベートの両立こそが、若手の励みになる