SUNVALLEY 渋谷謙太郎さんの“一番古い”お客さま-お互いが心から信頼できる鏡のような存在

 

第一線で活躍し続ける美容師さんたちに古くからのお客さまをご紹介いただく、シリーズ「一番古いお客さま」。SUNVALLEY代表の渋谷謙太郎(しぶやけんたろう)さんがご紹介してくださるのは、小学生のころから、20年以上も通い続けているお客さま。来店のきっかけになったお母さまも交えて、初めて前髪を切ったときのことから、卒業式や成人式まで、さまざまな思い出話で盛り上がりました。

 


 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

荒巻朝子さん

お客さま歴:20年

 

小学校時代の夏休みに、お母さまに連れられて、渋谷さんが以前に勤めていたサロンへ初来店。以降、air、SUNVALLEYとサロンは変わっても、渋谷さん一筋で通い続ける。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

渋谷さんには小学生のときから安心しておまかせしてきた

 

写真右が、朝子さん、写真左は朝子さんのお母さまである荒巻玲子さん。朝子さんが渋谷さんのもとに通うきっかけを作ったお母さまもインタビューに応えてくださいました。

 

渋谷:初めて朝子ちゃんと会ったのは、まだ朝子ちゃんが小学校のころだったよね。僕が、airの前にいたサロンに、お母さまに連れられてきて。お母さまは別のベテランスタッフが担当して、朝子ちゃんはお連れさまということで、若手の僕が担当したんだよね。

 

朝子さん:確か小学校4年生か、5年生の夏休みだったと思います。

 

渋谷:よく覚えてるね。たぶん、デビューして2ヵ月くらいだったんじゃないかな。春過ぎくらいにデビューしたんだけど、その期間くらいしか新規入ってないんだよね。結構、すぐ売れちゃって(笑)。生涯で、指名なしの新規って100人いるかいないかなんだけど、朝子ちゃんはそのうちの一人なんです。

 

 

朝子さん:2〜3回目に来店したときに、生まれて初めて前髪を作ってもらったのを覚えています。幼稚園の年少さんのときからクラシックバレエをやっていたので、ずっと前髪が長い状態だったんですが、そのときにふと「前髪を作りたい!」と思ってお願いしたんです。生まれて初めての前髪を作るって、ある種のイベントじゃないですか。似合わないかもしれないし。でもそのとき、緊張したというよりも、小学生ながら、当たり前のように安心感を持っておまかせした記憶があります。

 

渋谷:小学生なのに堂々としてたよね〜。子どもって動くから、切りづらいし怖いなっていうイメージがあって、今もあまり得意じゃないんけど、朝子ちゃんに関しては、まったくなかったな。

 

玲子さん:もともと、幼稚園のころから私がヘアサロンに連れて行っていたんです。私がヘアサロンを転々としていたこともあるので、ヘアサロンには慣れていたかもしれないですね。

 

朝子さん:最初のころは、そこまで堂々としてなかったし、多少の人見知り、場所見知りはあったと思います(笑)。でも、高校生くらいになると自分の意志で、勝手に1人できていました。そのころ渋谷さんはairに移っていたと思うんですけど、airのカルチャーも空気もすごく好きだったし、すっかりなじんでいました。それに、airの人たちがみんないい人で大好きでした。みなさん、すごく仲よくしてくださっていたので、渋谷さんがいなくても、「今日は誰々に頼めばいいか」っていう感じになっていたんですよね。

 

玲子さん:サロンから帰ってきたら「楽しい時間を過ごしたんだな」ということが、こちらにまで伝わってきます。卒業式や成人式のヘアセットは本当によかったわよね。

 

朝子さん:高校の卒業式か成人式か忘れてしまったのですが、ヘアセットしてもらったとき、朝イチだったのにスタッフみんないて、お神輿をしてくれたんです。そのときの写真は今も大事にとってあるし、一生の思い出になりました。

 

渋谷:お客さまの節目節目に立ち会えるのは、美容師のよさだよね。結婚式がそろそろかなって思っているんだけど。

 

朝子さん:家族よりもよく言うよね。

 

渋谷:家族も、そろそろ言わなくなるからね。老眼が進む前にお願いします(笑)。

 

>お客さまから見た渋谷さんはどんな人?

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング