「不自由なく暮らせればいい」OCEAN TOKYOに入るまで野心の欠片もなかった -OCEAN TOKYO 雨宮 雄三さん U29次世代美容師-(後編)
次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。第39回目は、OCEAN TOKYO本店の店長の雨宮雄三(アメミヤユウゾウ)さん。CHOKICHOKIおしゃれキングに選ばれたこともあるファッションアイコンであり、超人気サロンOCEAN TOKYO でトップの指名数を誇るトレンドメーカーです。今回は、OCEAN TOKYOに入ってからの怒涛の日々や、抱いている野望についてうかがいました。ぜひ前編とあわせて読んでください!
1日で45人に施術! OCEAN TOKYOの伝説を一緒につくる
僕のOCEAN TOKYOの初日、45人のお客さまが訪れました。7つのセット面が全部高木のお客さまで埋まり、僕らはシャンプーやケミカルをひたすらやっていましたね。メンズサロンは単価を上げにくいので、どうしてもお客さまの数が勝負になります。だから、異次元の忙しさになる。これまで誰も成し遂げたことのないことをやるわけだから、「本当にできるの?」という気持ちはありました。けれど、1日が終わったら「なんだ、やれんじゃん!」って思えた。それを30日間続けるのはハンパじゃなかったけど、「1200万円を達成した景色を見てみたい!」という気持ちのほうが強かったですね。
それまでの僕は、ずっとくすぶっていました。正直、OCEAN TOKYOに入るとき、「ここでダメなら美容師を辞めよう」って思っていたんですよ。でも、怒涛の1カ月を乗り越えたら、自分も変われるんじゃないかという期待があったし、実際に変わることができた。だから、僕のターニングポイントをあげるとしたら、高木チームで伝説をつくったことですね。