こだわりの詰まったBGMで、サロンの空気に色をつける -THE REMMY 上田竜二さんの習慣 後編-

 

原宿・表参道の人気店、Double/HEARTSに17年間所属し、ヘアショーで存在感のある作品を発表してきた上田竜二(うえだりゅうじ)さん。

 

長身で鋭い眼光、オーラを感じるそのビジュアルから、アートやファッションに造詣の深い人物というイメージがありますが、上田さんのキャラクターはどんな習慣から作られているのでしょうか。インタビューは前編・後編の2回、今回は後編です。ぜひ、全編と合わせて読んでください!

 


 

サロンで流す音楽は必ず自分で決める

 

独立してから4年間、サロンのBGMのプレイリストは必ず自分で決めています。音楽がサロンの空気をつくるからです。オーナーになる前から、いつか自分のサロンを持ち、自分の好きな空間で働きたいという想いがあったので、音楽にもこだわっています。

 

朝の目覚めが素晴らしければその気分にあった曲を探すし、夏なら夏、冬なら冬にあう曲をチョイスすることもあります。休暇明けでみんなどことなくシャキッとしていないときはアップテンポの曲を流すことも。ジャンルにはそれほどこだわりがなく、ロックやジャズ、R&Bやポップスも聞いていますね。新旧問わず、主に名曲とされている曲をセレクトしています。

 

ヘアサロンのサービスは、技術や接客はもちろんそうなのですが、その場所の居心地や雰囲気も含まれています。受付での待ち時間やシャンプーなどのときに、お客さまの耳にどんな音楽が入るのか。会計を終えてサロンを出るときに「いい時間をすごした」と思っていただきたいから、リラックスできる曲を意識して織り交ぜていますね。

 

>音楽は言葉を超えるコミュニケーションツール

 

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