齊藤静香さんは、アイラッシュサロンで業務委託として働きながら、ヘアサロンでも活躍する美容師さんでもあります。「アイデザイナーとしても美容師としても、両方でお客さまに満足いただけるようになりたい」という齊藤さんは、なぜダブルワークという働き方を選んだのでしょうか。

きっかけとなったのは、勤務地や勤務日など、希望に応じたサロンで1日単位で働ける「リクエストQJ agent mini」というシステムでした。齊藤さんがこのシステムをどのように利用しているのか、詳しく伺いました。

アイラッシュもヘアも！　両方を叶える日々紹介という働き方

1月から、業務委託でのアイラッシュサロン勤務と、美容室の勤務というダブルワークをしている齊藤さんですが、なぜこのような働き方を選んだのでしょうか。

「美容専門学校卒業後、美容師を5年半ほどしました。そのうち3年間はスタイリストとして働き、その後美容室を退職して、アイデザイナーに。管理職も経験し、そこでは5年間勤めました。もともとトータルビューティシャンを目指して専門学校に入ったのですが、ヘア以外は、スタイリストになって自信がついてからチャレンジしようと決めていたんです。

私がアイラッシュサロンに転職した5年前はちょうどアイデザイナーに美容師免許が必要になり、求人が増えていた時期。スキルアップのためにチャレンジしたのですがやってみると楽しく、30歳を過ぎたときに、『ヘアもアイラッシュも両方やりたい！』と思ったんです。

とはいえ、美容師はブランクがあるので、いきなりサロンに勤めるのには不安がありました。そのため、まずはサロンワークに慣れるためにアシスタントとして働くことにしたんです。就職活動中は、いつ面接の予定が入るかわからなかったので、1日単位でサロンワークできるリクエストQJ agent miniを利用することに。同時に、アイデザイナーとしての就職先も探し、1月から業務委託で働くことになりました。

これからは、アイラッシュサロンに週3日、リクエストQJ agent miniでヘアの仕事を最大月11日まで、両立して働く予定です」

リクエストQJ agent miniは、勤務地、勤務日など美容師さんの希望に合わせて、契約しているサロンの中から1日単位で仕事を紹介する「日々紹介」というシステムを採用しています。シャンプー（サイドシャンプーもしくはバックシャンプー）の実務経験があればどなたでも登録ができ、登録後は担当のキャリアコーディネーターが美容師さんの希望条件をもとにお仕事探しのお手伝いをします。紹介されたサロンで就業したら、サロンから直接給与が支払われます。

齊藤さんのようにサロンワークの勘を取り戻したいというブランクがあるかたや面接や見学の合間を縫って働きたいという就職活動中のかた、育児の合間に働きたいというママさん美容師のかた、別の仕事とダブルワークで働きたいというかたにおすすめの働き方です。ご自身のスケジュールに合わせて、働きたい日の1日前まで希望を提出することができます。

齊藤さんの場合、就職活動の合間に利用していた日々紹介を今後も続けながら、業務委託のアイデザイナーとしても働くことを選びました。ヘアサロンとアイラッシュ、両方のサービスを行っている会社が多い中、あえて別々サロンで働く選択をしたのはなぜなのでしょうか。

「当初はスタイリストとアイデザイナー、両方できるサロンを希望していたのですが、よく話を聞いてみると、ヘアかアイラッシュのどちらかに重きを置いて施術をしないといけない会社がほとんどでした。私の場合、どちらも同じくらいのバランスでやりたいという希望があったので、自分が理想としているお客さま対応をするためにも、別々にやろうと決めたんです」

＞日々紹介でサロンワークの勘を取り戻し、夢に一歩前進！