「お尻のポケットに札束をねじ込まれました」宮村さんのカリスマブーム時代の衝撃の思い出とは。「NOBU’S KITCHEN」Vol.4ゲストAFLOAT 宮村浩気さん【後編】
大人気サロンALBUM/プロデューサーのNOBUさんの美容以外の夢、それはレストラン「NOBU’S KITCHEN(仮)」をオープンさせること。その夢を叶えるため、QJナビDAILY上で開店!
毎回、NOBUさんが気になる人をゲストにお呼びし、NOBUさんの自宅(!?)でNOBUさんの手料理を食べながらざっくばらんに美容業界について語り明かしていただきます。第4回目のゲストは、美容業界のレジェンド中のレジェンド、AFLOATの宮村浩気(みやむら ひろき)さんがご来店。
AFLOATを立ち上げてから20年。いつまでも衰えぬ人気の秘訣や、最近人気美容師さんがこぞって呼ばれる中国セミナーの裏側についてお話いただいた後編です!
※本文中の敬称は省略しています。
スマホが襲ってくる!? 中国セミナーあるある。
―そういえば、最近宮村さんが、中国セミナーへ頻繁に行かれていると噂を聞きましたよ。
宮村:そうなんですよ。去年は月に3回も行っていたときがありましたね〜。
ナイリー※:宮村が登場したとき、スターが入ってきたの!? ってくらいの歓声が沸きあがり、とっても盛り上がるんですよ。
―(笑)。その盛り上がっている様子が見たいです。
宮村:中国の方たちは本当に貪欲ですよね。えぇ、こんな距離で!? ていう至近距離でスマホを近づけて動画や写真撮ってくださったり。
NOBU:めっちゃ分かります。俺も中国セミナー行かせてもらったとき、もうハサミの横にスマホがあるんですよ。ときどき邪魔でしょうがないこともありました(笑)
宮村:ステージ上でセミナーやってたら、勝手に壇上に上がって来て、写真撮る人もいたなぁ。
NOBU:仕込みをお願いした際、指定したカラーと違かったことも…笑)。
宮村:僕も 10トーンでカラーリングしといて、ってお願いしていたのですが、ハイブリーチの子が現れたときはびっくりしました(笑)。
中国セミナー経験者みんな頷く。
宮村:ヘアケア文化がまだ浸透していないから、トリートメントを使う方も少なく、ボディソープで髪洗ってる子もよくいるし…。ヘアスタイルやヘアケアに対しての意識を上げるために、根気よく寄り添っていくしかないなぁ、って思っています。
だからこそとても貪欲だよね。勉強熱心すぎるから、スマホも近いし(笑)、セミナーがつまらないと感じたら、帰っちゃうんですよ。だからやっている僕たちも反応がダイレクトすぎて緊張しますし、やりがいも感じますね。
久しぶりに日本でセミナーやると、「あれ、みんな息してる!?」って驚いちゃうほど静かで大人しい。中国の方の歓声や前のめりな姿勢が恋しくなることもありますね(笑)
>疲れちゃったから、まかせるように、宮村さんのおおらかさの秘密