人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「U-REALM」編
就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ。選考に際して7つの判断基準を設けている「broocH」編に続き、今回は「U-REALM」の採用を担当する、森聡司(もり さとし)さんに直撃します。
新卒者に対しては志望理由とフレッシュさに注目!
-新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?
U-REALMでは一次試験で書類審査、二次試験で面接、三次試験でサロンワークを設けているのですが、主に「U-REALMを選んだ明確な理由」と「明るくハキハキと対応できるフレッシュさ」を重視しています。
二次試験の面接では緊張して本来の自分を出しづらい場合もあるかもしれませんが、そこは三次試験のサロンワークでリカバリーができると思うので、面接でたどたどしくなってしまうことは直接のマイナスにはなりません。ただ、なんとなく受けている子と本当に入りたいと思って受けている子とでは、姿勢や受け答えに違いが出てくると思うので、そのあたりをしっかり見ています。
-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?
やはり前のサロンを辞めた理由は必ず聞いています。たいていは辞めた理由として環境を挙げる人が多いのですが、そういう人よりも、これまでのサロン経験をふまえた上で自分がどうステップアップしたいかを考えている人や将来の明確なビジョンが見えている人の方が採用しやすいですね。
また、中途の場合は即戦力を期待しているので実技試験での動き方にも注目しています。技術に加え、スタッフとのコミュニケーションの取り方、どんな雰囲気でサロンに立っているか。実技試験後にはほかのスタッフにも意見をもらって選考の参考にしています。