寺村塾#1 Instagramフォロワー28万人超のカリスマが教えるSNSのお作法 -『もみやせ』本島彩帆里さん-(後編)
元祖美髪アドバイザーで、『前からも後ろからもキレイがあふれる 美髪のルール』(Discover21)の著者としても知られているLily寺村優太さん。女性の美をより幅広く探求するために、「美のカリスマ」たちと交友関係を拡げています。そんな寺村さんと美のカリスマが繰り広げる濃い美容話を美容師さんにお届けすべく、QJナビ編集部が対談の場にお邪魔しました! “寺村塾”と呼ぶにふさわしい、「学びのある対話」をお届けします!
寺村塾の記念すべき第1回目の対談相手は、Instagramで28万人以上のフォロワーを抱え、『もんでやせない身体はない』(KADOKAWA)をはじめとする著書も有名な美容家、本島彩帆里さん。万年ダイエッターから美容のカリスマへ変身したきっかけや、SNSを駆使したセルフプロデュース術は、全美容師必見です!対談は前後編の2回、今回は後編です。
本島 彩帆里さん/ダイエット美容家
著書の販売実績は累計36万部以上。”身体や心”と付き合い上手になるための偏らないダイエットを提案。
寺村優太さん/Lily美容師
『美髪のルール』著者。髪に悩む人を救済したい一心で365日ヘアケア情報を発信。
Instagramフォロワー28万人超の本島さんが教えるSNSのお作法
寺村:本島さんのSNSでの影響力・発信力は本当にすごいと思うのですが、美容師さんたちのSNSの発信の仕方を見て、「もうちょっとこうしたらいいのにな」とか、何か感じることありますか?
本島:SNSをしている目的にもよりますが、たとえば自分の特技を伝えたいのなら、「ヘアアレンジだけ」とか、「カラーだけ」とか、テーマを絞ったほうが専門性も出やすいと思います。テーマを絞ることでその分野に詳しくなるし、技術もあがるから、突き抜けやすくなるんです。だから、コンテンツの幅を狭めることが第一ステップかな。ときどき、自分のコーデとか、お客さまとの仲良しな関係を載せている美容師さんもいますけど、ほかのお客さまは本当にその情報を見たいと思っているのか、求められている情報なのかも考えてみるといいかもしれません。
寺村:そうですね。サロンの雰囲気とか接客の感じを伝えたいなら、たとえばInstagramストーリーで展開すればいい話かもしれない。
本島:あとは、プロフィールをもう少し具体的に、詳しく書いたほうがいいと思います。プロフィールは自分がこの場所であなたに提供できることを書く目次みたいに使っています。ここでどんな情報を手に入れられるかをひと目でわかるようにしておくと、フォロワーさんの増えかたも違ってくると思います。
寺村:たとえば、ヘアアレンジを発信すると決めたとして、ほかの情報は別のアカウントで発信したほうがいいですか?
本島:はい。私の場合は、「ダイエット」「食事」「EC」「プライベート」でわけています。
寺村:アウトプットの質はどうやって高めていったのですか?
本島:最初のころは、「上達するためにアウトプットする」っていう感じでした。やっていくうちに、文章の構成を意識して、相手に伝わるように書けるようになりました。なので、発信しながら、続けることでより伸ばしていけるんです。
最初からパーフェクトを目指すのはもったいないかもしれません。
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