毎朝身の回りのすべてに感謝し、「いつ死んでもいい」くらいの気持ちで生きる -RUALA 角 薫さんの習慣 後編-

 

カリスマブームの火付け役となったブランドサロンで18年間、看板スタイリストとして活躍し、店長などの要職も長年経験してきた角薫(すみかおる)さん。業界誌・一般紙掲載の常連であり、セミナーの登壇機会も多く、さらに人望が厚い彼女は、女性スタイリストの憧れの存在です。

 

美容師になってから20年以上、止まることなく走り続けてきた角さんですが、ここ数年はこれまでと大きく働き方を変え、新しい習慣もはじめたそうです。インタビューは前編・後編の2回、今回は後編です。

 


 

テレビのダラダラ視聴をやめて22時就寝の5時起き生活へ

 

前のサロンで店長をしていたころ、忙しすぎて心にゆとりがなく、お酒を飲むと涙が止まらなくなってしまうことがありました。サロンの売り上げや後輩のことなど、考えがまとまらないまま寝ることが怖くて、気づいたらソファの上で寝ているような時期が1年くらいあったんです。たまには休むことも必要だったのかもしれませんが、ずっと走り続けていたから、途中で止まるのが嫌で、休むことに対するためらいがありました。

 

それがここ最近は、22時には寝て、5時くらいに起きる生活になったんですよ。2年くらい前にテレビが壊れて、それ以降一切見なくなった影響も大きいです。ダラダラ見ることがないし、暗いニュースに触れることも少なくなりました。必要以上の情報が入ってこないのは、精神衛生上いいですね。

 

 

朝起きてからまずするのは“感謝すること”。自分が生きていること、夫が生きていること、今、渋谷で自分たちのサロンを構えていることなど、すべてに感謝します。そして、ベッドの上で大の字になって寝転んで、24時間どう過ごすかをイメージするんですよ。

 

>スタッフにもご両親を大切にしてほしい

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