22歳でどうやって? EARTH最年少フランチャイズオーナーになった大野銀也さん
フランチャイズによる独立支援を積極的に行っている「EARTH」で昨年、2人の最年少フランチャイズオーナーが誕生しました。彼らはなんと22歳! そのうちの1人、EARTH船橋店のオーナーとなった大野銀也(おおのぎんや)さんにお話をうかがいます。小学生の頃から抱いていた「社長になりたい」という夢を叶えた大野さんは、どうやってその夢を掴んだのでしょうか?
本当は「社長」を目指して大学に行くつもりでした
—いったいどんな経緯でフランチャイズオーナーになったのですか?
高校卒業後、18歳でEARTHに入社しました。美容専門学校の通信科を受けながら働かせてもらって、今5年目です。オーナーになったのは、2017年の2月。22歳のときに店長を務めていた、EARTH船橋店のオーナーになりました。
—もともとフランチャイズオーナーを目指して入社したのですか。
いえ、そんな制度があることすら知らずに入社しました。もともとは大学に行こうとしていたんです。小学校の頃からずっと社長になることが夢で、そのために経営学を学ぼうと思っていました。ただ家にあまりお金がなく、第一志望の1校にかけて受験したら落ちてしまって…。途方に暮れていたときに、美容師をしていた母から「美容師か料理の道なら社長になりやすいんじゃない?」と言われて、美容の門を叩きました。
—美容室のオーナーになるのは、高校生の大野さんにとって想定外だったのですね。
本当にそうです。美容の道に入ることになってからは、社長になるためにいつか独立するんだろうなぁ、くらいに漠然と考えていました。フランチャイズオーナーを目指すきっかけは、入社時に歓迎会を開いていただいたときのことです。ある先輩に「社長になりたい」という夢を話したら、この制度を教えてもらいました。正直当時はあまり仕組みを理解できなかったのですが、「ここで社長になれるんだ!」って(笑)。その先輩もオーナーになることを目指していたので、それからは先輩とともにオーナーになることを目指してやってきました。だから22歳というとすごく若く感じると思いますが、自分からしてみたら5年越しで達成した目標なんです。ただ当初から目標としていた年齢でオーナーになれたことはよかったなと思っています。
>店長を経て、オーナーへ。年上のスタッフに認めてもらうための挑戦