モノへのこだわりは自分の魅力を発信するために欠かせない。 —美容師のカバンの中身 HEAVENS 小松敦さん
持ち物には、その人の価値観や趣味嗜好が表れます。デキる美容師のカバンの中身を紐解けば、その人のすごさの理由も見えてくるかもしれません。セミナーやインタビュー、またSNSの投稿などで、含蓄のある言葉が多くの後輩美容師に影響を与えている、HEAVENSの小松敦(こまつあつし)さん。それらの言葉は、いつもカバンの中に入っている、あるものにストックされているそうです。
モノそのものより、その使い方に人間性が表れる
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小松さんのカバンの中身
・iPad ・ワイヤレスイヤホン ・サングラス ・カメラ ・ノート ・3色ペン ・カードケース ・ピルケース ・靴磨きセット
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通勤カバンの中はいたってシンプルです。日常に欠かせないものと、あと僕らしいものといえば、やっぱりカメラかな。今愛用しているのは、LEICA Qというカメラ。出張などの遠出のときはもちろん、短い通勤時間でもいつもカバンに入っています。
いわゆるヘアを撮る用のカメラ、ではないんですよね。僕の視点で世界を切り取るためのカメラ、と言えばいいのかな。記録ではなく、もっとこう、想像力を高めるような写真が撮りたくて、それにちょうどいいカメラなんです。
僕自身はモノそのものにそこまで強いこだわりは持っていません。シンプルで美しく、機能性があれば十分。それよりもどう使っているかという部分に、人間性や思考が反映されるのではないかと思っています。ただ、今のお客さまたちはヘアスタイル以上に、美容師の「人」の部分を見ているようにも思います。そういう点では、道具や自分の身の回りのモノへのこだわりも、自分の魅力を発信するうえで欠かせないのかもしれませんね。
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