業界に先駆けて「成婚率」にこだわり、婚活サービスを提供しているパートナーエージェント。成婚後退会した会員の65.6％が活動開始から「1年以内の成婚」を実現しています。同社の強みのひとつは会員の成婚まで伴走する「コンシェルジュ」の存在です。今回はそのコンシェルジュとして活躍中の菅聡子（すがさとこ）さんに、美容師の婚活の傾向やご自身の髪事情について聞いてみました。

お客さまの希望を受け止め、ゴールまで伴走する

私自身が結婚を通じて幸せを感じられたことが、婚活業界に興味を持ったきっかけです。そのなかでも、かつては明記されることが少なかった成婚率などの数字を開示する姿勢と、「世の中に、もっと笑顔を。もっと幸せを。」という会社の理念に共感し、コンシェルジュになりました。

コンシェルジュはたとえるなら「お客さまと一緒に成婚に向かう伴走者」です。お客さまの気持ちをしっかり受け止めて、どうしていきたいのかを真剣に考えます。成婚というゴールに向かうために、ときには耳の痛いことをお話しすることもあります。婚活中は気持ちの浮き沈みが必ずあるもの。お客さまが落ち込んでいるときには、「私は決してあきらめないから」と背中を押すこともあるんですよ。

きっとこれは美容師さんとも共通する点だと思うのですが、コンシェルジュは信頼関係が欠かせない仕事です。信頼関係を築くために大事なのは、まずどんな要望でも最後まで聞くこと。「年収1500万円」でも「20代限定」でも、全て受け止めたうえで一番譲れないものを明らかにします。すると大体「人柄」に落ち着くのですけれど（笑）。

また、この仕事では自分の経験や価値観を押し付けないことも大事です。たとえば、お見合いの振り返りでは、自分の考えではなく「お相手がお茶とコーヒーを勧めてくださるのはうれしいけれど頻度が多すぎると感じたようです」など、お客さまがよく見られたいお相手の言葉を借りてお伝えしています。

男性会員に人気!? 女性美容師の婚活事情

美容師をされているお客さまのご成婚まで伴走させていただくこともあります。女性美容師さんが多いのですが、みなさんオシャレでコミュニケーション力も高く、男性会員さまからも人気です。ただし、一般企業はカレンダー通りのところが多いため休日が合わず、なかなか活動がうまくいかないというケースがありますね。

同じく美容師さんとお付き合いすればその問題は解決されるのですが、美容師同士だと収入に波があるなど不安があるようで、安定した会社員のお相手を探している方が多いです。お休みが合わない問題はありますが、一度出会って意気投合すれば、あとは何があっても二人の時間を優先するようになるもの。そこまでのプロセスをつくるお手伝いをすれば、ご成婚まで一直線ですね。またこれは全てのお客さまに共通して言えることなのですが、成婚が決まると女性は髪がツヤツヤになるんですよ。やはり幸せは髪に出るのだと思います。表情もパッと明るくなるんですよ。

＞10年間、同じ美容師のもとに通い続ける理由