いつも気になっていた、珍しい苗字の美容師さん3人にアンケート!
メディアやクーポンサイトなど、ヘアスタイルをリサーチしているつもりが、ついつい珍しい苗字の美容師さんに目に留まってしまう人いませんか? そこで、飛び抜けて珍しい苗字の美容師さん3人に苗字にまつわるアンケートを敢行! いつも気になっていたあの人の苗字にまつわる悲喜こもごもとは?
今回ご協力いただいたのはこちらの3人
- プロフィール
-
drive for garden トップスタイリスト 一番合戦 彩 (いちばんがっせん あや)
顔まわりにニュアンスを残した大人っぽいアレンジが話題になり、まとめサイトや雑誌などでも『アレンジ上手な美容師さん』として取り上げられる。アレンジでも、ダウンスタイルでも骨格補正をするスタイルが得意。
- プロフィール
-
kakimoto arms 自由が丘クレオ店/カラーリスト 守随 千晴(しゅずい ちはる)
自由が丘クレオ店きってのカウンセリング力と、白髪やくせ毛の髪の悩みへのアプローチが的確で大人の女性からの支持が高い。またパーソナルカラー診断もできる提案力の幅の広さも強みのひとつ。
- プロフィール
-
QUEEN’S GARDEN by K-two GINZAスタイリスト 田重田 陽一郎(たじゅうた よういちろう)
小顔カット・ノンダメージカラー・髪質改善に力を入れていて、1カ月、2カ月先まで扱いやすいヘアスタイルを心がけている。またK-twoの撮影のメイクを担当。小顔メイクを得意としている。
Q.美容師⼈⽣の中で、珍しい苗字でうれしかったこと、得したことはありますか?
一番合戦:アシスタントの時に関わっていたライターさんや編集さん、お客さまに、スタイリストになって久しぶりに会って覚えていただいていたこと。新規のお客さまが名前で指名してくれる人がいること。
守随:とにかく、ファーストインパクトを与えられることと、一度覚えてもらったら忘れられないこと。
田重田:初めて会った方の80%ぐらいの確率で名前をいじってもらってます(笑)。1年目のときに、緊張して何話したらいいかわからない時に、『珍しい名前ねー』から話が広がるのでかなり助けられました。あと名前が珍しいだけで覚えてもらえるのもうれしいです。
Q.美容師⼈⽣の中で、珍しい苗字で困ったこと、⼤変だったこと
一番合戦:苗字の中に一番が付くので、期待されやすい気がします……。
守随:電話の時にスムーズに聴き取ってもらったことがほぼないです。
田重田:ほとんどの確率で『え?もう一回いいですか?』聞き直されます。シンプルに呼びづらいので自分でもよく噛みます。
Q.美容師として珍しい苗字は強みになりますか?
一番合戦:強みになります! 覚えてもらいやすいので。
守随:印象に残りやすいです。
田重田:強みになります。特に新人の子や名前を覚えてもらいたい子には絶対強みです。
Q.今まで親戚以外で同じ苗字の⼈に会ったことありますか?
一番合戦:ありません。(会いたいです!)
守随:お客さまでいらっしゃいました。嫁いだ先が「守随」だったそうです。
田重田:一度もないです。会ってみたいです。
Q.⾃分を超える珍しい苗字の美容師さんに会ったことありますか?
一番合戦:おそらくないと思います! GARDENスタッフにも何人か珍しい苗字のスタッフがいます。
守随:直接お会いしたことないのですが「一番合戦さん」はずっと気になっています。
田重田:GARDENの一番合戦 彩さん。はじめて名前を聞いた瞬間負けた気がしました。
Q.もしご存知でしたら苗字の由来を教えてください。
一番合戦:「一之瀬」という地名があり、そのバリエーションで「一番ヶ瀬」があり、当て字で「一番合戦」もあるみたいです。(ネットで調べました!)
守随:江戸時代に先祖の功績が讃えられて、更に先祖の名前を苗字として与えられたと聞いています。
田重田:江戸時代にあった門割制度の田重田門からきた名前。門割制度とは薩摩藩で実施された土地制度のこと。門とは集落のこと。
※全てご本人調べ。苗字に関する由来は諸説あります。
お客さまから聞き取ってもらえない、期待値が高いなど、珍しい苗字ならではの悩みを抱えながらも、強みとして受け止めていました! また、田重田さんからはあだ名をつけてもらいやすい、自分の名前を見つけやすいなど、メリットもたくさん上げていただきました。ちょっとうらやましくなってしまった珍しい苗字。これからもついつい目が留まってしまいそうです!
(取材・文/高橋 優璃)