フットサル、ハロウィン仮装にBBQ…「DIFINO」は会社イベント活性化で離職率が低下した!
ハロウィンの時期はスタッフが仮装をし、夏は浴衣で接客。また店舗主催のコンテストといった社内イベントだけでなく、フットサル大会や山登りなど社外活動も活発なサロン「DIFINO」。このような社内外のイベントが社員の働き方にどんな影響を与えるのでしょうか? 青山店の店長を務める佐野行俊(さのゆきとし)さんに伺いました。
僕たちはプロだから仕事はきちんとする。その上でイベントを楽しむ
-DIFINOさんでは、毎年さまざまなイベントを行なっているそうですね。イベントの中身を教えて下さい。
美容師のスキルアップにつながる研修やコンテストへの参加といった真面目な行事から、浴衣でお客さまをお迎えする浴衣営業、スタッフが有志で参加する部活動まで、大小さまざまなタイプのイベントを行なっています。最近(取材は11月中旬)では、ハロウィンの日に仮装姿で接客する仮装営業を行いました。
年間では以下のようなスケジュールでイベントを行なっています。
【DIFINO社内イベントリスト】
1月:社員旅行(2年に一度)
2月:店内セミナー
4月:社内フォトコンテスト
5月:入社1年目のアシスタント向けのカット講習
7月:新入社員歓迎BBQ、夏の大掃除
8月:浴衣営業
10月:ハロフィン仮装営業
11月:技術フォーラム
12月:忘年会、クリスマス正装営業
-ハロウィンでの仮装は本格的ですよね。始めるきっかけはなんだったのでしょうか?
もともとは、忘年会で仮装をしていたんですが、年末の忙しいときに準備をするのも大変ですし、寒い時期なのに薄手の格好をして体調壊すスタッフが出てきて(笑)。それで、6年ほど前からハロウィンで仮装をやることになりました。
-ラインナップも豊富で面白かったです。
毎年、お客さまからどの仮装がよかったか投票してもらい、1位から3位には、某テーマパークのパスポートなどメーカーさまからご提供いただいた賞品が出ます。逆に1票も入らなかったスタッフにはセンブリ茶を飲む罰ゲームがあるので、みんな真剣です。その日は朝7時から出勤してきて、準備をするスタッフもいるくらいです。今年は1位が芸人の永野、2位が紫式部、3位がGENKINGの仮装でした。僕は、今年はポケットモンスターのキャラクター・レッドに扮したのですが、ダメでしたね(笑)。
趣向を凝らした仮装姿を披露
-お客さまの反応はいかがですか?
毎年、仮装を楽しみにハロウィン当日にきてくださるお客さまもいらっしゃるのですが、だいたいのお客さまは苦笑いしています。本格的すぎて、仕事に支障が出ると思われているのかもしれません(笑)。まぁ、僕たちはプロなんで、仕事はきちんとやっているんですけど。
-ハロウィン以外で、普段とは違う格好で営業する日はありますか?
浴衣営業と正装営業があります。浴衣営業は、もともと神宮の花火大会の日に、営業後スタッフ全員でそのまま神宮の花火大会に繰り出せるようにと始まりました。最近は花火大会の場所取りが難しくなってきたので、麻布十番祭りの日に合わせています。正装営業は、クリスマスイブとクリスマス当日にスタッフがタキシードやドレスを着て接客しています。サロンも華やかになりますし、気分も高揚するので、人気は上々です。
浴衣営業の日は、みんなで浴衣を着用しての接客に