「ニューヨークは個性が光るオシャレなところが好き」-穂高律子のニューヨーク美容師コラム Vol.5-

ニューヨークから美容情報を届けてくれる穂高律子(ほたかりつこ)さんの大人気コラムも第五回目を迎えました。今回は女性が気になるヘア&ファッション&ビューティ事情について綴っていただきました。日本でもそのオシャレなファッションセンスからスナップの常連だった穂高さん。ニューヨークではどんなところに注目しているのでしょうか。

 


 

今回は、この秋冬気になる美容トレンドや自分がしたいファッションや、髪型。ニューヨークにきて、ファッションや髪型など自分の中で変わったことについてです。

 

ニューヨークは、いろいろな国の人がいるせいか、トレンドがない場所だなと思います。いい意味で流行りとか関係なく自分のオシャレを貫いている。なので、もちろんオシャレな人はたくさんいて、あのスタイルいいなとか、あの合わせ方オシャレだなーと参考にしたい人ばかりなのですが、流行りものとかはわかりにくいです。でもそんな流行やブランドにとらわれることなく、人それぞれ個性が光るオシャレがあるところが、ニューヨークの好きなところです。

もちろん、SohoやWilliamsburg などにいる、店員さんやファッション業界人は、いち早く新しいお洋服をきていたり、ニューアイテムを合わせてオシャレに歩いています。

 

個人的には、パリの女性はニューヨークでもパリっぽかったりして、いつも素敵だなーと目で追ってしまいます。この前カットしたフランス人のAugeも、サラッとした着こなしがオシャレすぎて、やはり違うなーと感心しちゃいました(笑  )。

 

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おしゃれだったパリ出身のAugeさん

 

では、私なりにニューヨークにいて感じる秋冬の気になるトレンドをあげていきたいと思います。

 

美容トレンドは、CHANELなどでも人気の赤茶系のメイクやアイテムが気になります。

私もCHANELの新しい赤のシリーズが欲しくて、割と早い時期に買いに行きましたが、『もうそれはないわよ、でもまた色々でてくるから大丈夫大丈夫!』と、あっさり店員さんに言われました(笑  )。日本ならすぐなくなりそうだけど、ニューヨークはあまりそういったことがなさそうと思っていたので、キョトン…っとしちゃいました(笑  )。

とりあえずまだ残っていた新色の赤いリップだけ買って、その日は帰ったのでした。

 

髪を切った後、みんな必ずリップは塗り直して帰るので、チークなどをあまり塗らないニューヨークではリップは大切。日本人だと塗れないような色でも、みんな塗りこなしているので、素敵だなと思います。冬は深みのあるレッドや、モーヴ寄りのレッドが可愛いなと思います。

 

そして、髪型で可愛いなと思うのが、女の子のベリーショートやモデルのMica arganarazみたいなハイレイヤーで強めのウェーブ、キリッと短めのバングでスリークなボブなどのスタイルが雑誌を見ていてもホットな印象で、全体的な気分がそんな感じなのかな? と思います。

ベリーショートは、モデルさん達の間でも流行り、仕事で潔くベリーショートにしてるコも多いです。ファッション業界でも、髪型に特徴や個性のあるモデルさんがノーマルなロングより人気がでてきたような気がします。

 

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かわいいmicaみたいな髪型(右)

 

 

長くても短くても、ニューヨークにいると、とにかくレイヤーが入っているスタイルがオシャレに見える。髪質がいいというのもあるけど、動いた時、搔き上げた時、ラフにスタイリングされる感じがかっこいいです。 相変わらず、マニパニで染めたようなカラフルなカラーも目立ちます。    

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>穂高さんの今気になるトレンドは?  

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