チェーン展開している大型サロンか、個人経営の小型サロンのどちらが自分に合っているのか、悩んだ経験がある人は少なくないのでは？そこで今回は、大型サロンと小型サロンの違いを転職者目線で比較してみました。

大型サロンと小型サロンってどう違うの？

■大型サロンの特徴

多くの場合、サロンワーク運営が合理化されていることです。日々の仕事のマニュアル化が進んでおり、教育カリキュラムも充実しているため、手順を踏んで学べば、誰でも努力次第で一定のレベルまで成長できます。サロンによっては、撮影会やコンテスト、技術やおもてなしを学ぶ講習会を頻繁に開催しているところも。

店舗拡大中のサロンなら、店長やエリアマネージャーなどのポジションも豊富です。さらに、スケールメリットを活かし、福利厚生を充実させている会社が多いのも特徴と言えるでしょう。

■小型サロンの特徴

オーナーとスタッフの距離が近いことがあげられます。自分の意見をサロン運営に反映しやすく、有能なオーナーの間近で働き技術や経営ノウハウを学べるのもメリットです。基本的に同じメンバーで仕事を進めるため、相性の良いサロンなら人間関係に悩まされることもありません。

店舗規模がコンパクトだからこそ、スタッフとお客さまとの距離も近いです。これらの理由から、小型サロンにはじっくりおもてなしができる「地域密着型のアットホームなサロン」が目立ちます。

どんな人が向いている？

■大型サロンに転職する人の特徴

「どこにでも通用する力をつけたい」（アシスタント／大宮エリア）「忙しい環境で自分を鍛えたい」（アシスタント／吉祥寺エリア）などを志望動機にしているようです。人数が多いからこそ競争にさらされることもあり、歯を食いしばって頑張らなければならない場面も出てきます。そりの合わない先輩がいて悩む人もいるようです。

しかしながら、そういう環境でこそ燃えるタイプの人や、将来は独立して大成功したいという野心家タイプの人にとっては、成長の種がたくさんある職場だと言えるでしょう。

■小型サロンに転職する人の特徴

「アットホームなサロンで働きたい」（アシスタント／世田谷エリア）「尊敬する人についていくため」（スタイリスト／奈良エリア）など、自分らしい働き方や生き方を求めているようです。

オーナーの志向にもよりますが、尊敬するオーナーについていきたい、ストレスなくマイペースに働きたい、自分のアイディアをサロン運営に反映させたい、地域密着型のサロンでアットホームな接客をしたい、などの志向を持っている人に向いていると言えるかもしれません。